パナライカ 15mm F1.7 で海撮り&水族館撮りしてみました
パナソニック LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH. を使い始めたわけですが、まず試し撮りに行きたいと思っていたのが、湘南・鎌倉方面と横浜みなとみらい方面だったんです。今回湘南方面に試し撮りに行ってきました。場所は、片瀬西浜海水浴場と東浜海水浴場で海・砂浜撮りで " 風景描画 " を確認し、新江の島水族館で " 生物描画 " を確認してきました。
今回のサンプル画像は、オリンパス OM-D E-M5 に パナソニック LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH. を装着し撮影したJpegを 600x450px / 600x800px に縮小していますが、レタッチは一切していないJpeg撮って出しになります。初めての風景写真だったので、気持ち１段ぐらい多めに絞って撮っています。
ちょっと水平を直したいぐらい傾いていますが、浜辺の描画を見て欲しいんです。波が引いた時に海水が砂に染み込んで行く瞬間にシャッターを切ったのですが、砂浜が海水にコーティングさているような独特の質感がちゃんと撮れていて海辺に使えそうだな〜と第一印象。やはりコントラスト高めで、ディテール&彩度がこってり目に出るので絞りと露出調整が決まればレタッチ要らずかも。
浜辺で逆光・反逆光気味にこの焦点距離のレンズ(35mm換算 : 30mm)で撮影すると太陽が構図に入るケースが多いと思いますが、その場合のレンズの絞り具合関する感想はまた別の機会に書きたいと思います。あと絞りと露出 1段違いの描写も分かり易い印象です。
この写真は撮影最短距離を試した１枚なんですが、実はまだまだ寄れるんですよ〜。パナライカ 15mm F1.4 の撮影撮影最短距離は "20cm " で使い慣れれば幅い広いシーンで活躍できる可能性を秘めているな〜と感じます。素撮り感は、パナライカ 25mm F1.4よりもこちらのレンズの方があるかも。最短撮影距離に関しては、また別に感想を書こうと思っています。
カメラの設定や撮り方でも変わると思いますが、真逆光だと結構アンダー気味で撮れる傾向があるかも。これはちょっと強めに出ていて、ちょっとアンダーを持ち上げたくなります。あとコントラストが高めに写っちゃうと、海面が硬く感じる人もいるかもしれません。こういう感じで被写体をシルエット撮りにするには向いているレンズと思います。
元祖フォーサーズ機&フォーサーズレンズで撮っていた頃のフィーリングを個人的に感じるのですが…自分だけなのかな…この感触。
この写真だけ " 3:2 " にアスペクト比を変更して撮っています。夕方になり砂浜の陰影をモノクロ撮ってみたのですが、撮った後の満足感は高かったです。このレンズを使って思う事は、シーンによっては " 4:3 " のアスペクト比だと、ちょっと上下(Y軸)が間延びしてしまう気がして、" 4:3 / 3:2 / 1:1 " のアスペク比を試行錯誤しています。まあ 4:3 で撮って後からトリミングしても良いのですが…。
ここから新江の島水族館で撮影した写真になります。新江の島水族館といえば " クラゲ " と思いますが、何気にクラゲってあの質感を写真に納めるって難しいと思いませんか？ あの柔らかさと繊細なところを以前から上手く撮りたいな〜と思っているのですが、このパナライカ 15mm F1.7 撮って出しクラゲ写真、個人的に結構良い線いっていると思うのですがどうでしょうか。水族館はかなり暗いシーンも多いので、F1.4 と F1.7 の差はフィーリング的に感じる時もありました。
充分水族館撮りできるレンズで、パナソニックレンズですが " ズミルックス " だけの事はある描画を気軽に堪能出来ると思います。ただし焦点距離的に、広過ぎて撮れないシーンもあったので、35mm換算 : 50mm や 85mm あたりの単焦点レンズもしくはマクロレンズがあった方が、水族館撮りは良いと思います。オリンパス M.ZUIKO 12-40mm F2.8 Pro だとレンズ1本で済むかもしれません。
今回、本格的に パナソニック LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH. の試し撮りに行ってきましたが、この秋冬はこのレンズを中心に使う事になりそうです。