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雑多なコラム

パナライカ 15mm F1.7 の光芒

ストリートスナップや風景写真を撮る上で逆光・半逆光時の " フレア・ゴースト " やF値を絞り込んだ時の " 太陽の光芒 " の仕上がり具合が気になると時があると思います。パナソニック LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH. を数回使い始めて感じたその事を書いてみようかと。

今回のサンプル画像は、オリンパス OM-D E-M5 に パナソニック LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH. を装着し撮影しています。3:2のアスペクト比で撮った画像は 600x400px / 600x900px、4:3のアスペクト比で撮影した画像は 600x450px に縮小していますが、レタッチ一切なしのJpeg撮って出しになります。

パナソニック LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.
15mm 1/2500秒 f/11 ISO-200 -1.3EV

光芒具合が分かり易いように露出をアンダーにして撮っていますが、光芒具合は綺麗に出てくれる印象です。結構光りの強さに合わせて、F値1段1段の違いが出るレンズで光芒を表現しようと思った時に有効なレンズかもしれません。自分の撮り方では真逆光で撮る場合、太陽の位置やレンズの角度で、" ゴースト " が出る時があります。まだレンズフードを使った事なく、レンズフードを使った場合どのくらい回避されるか興味あります。

パナソニック LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.
15mm 1/640秒 f/10 ISO-200 0.0EV

風景撮りだけでなく、ストリートスナップでも光芒を活かしたシーンもあると思うので、階段越しの太陽を絞り込んで撮ってみました。とくに秋冬はストリートスナップでも太陽の位置が低いので構図に太陽が入ってくると思います。あと絞り込むと太陽が主題に見えちゃがちなので、絞り具合って良い意味で迷いどころかもしれません。

" フレア " に関しては、コントラストが弱く感じたり、全体的に色かぶりして白っぽくなる事もなく、今のところ気になった事はなく上手く制御されている印象です。

パナソニック LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.
15mm 1/640秒 f/4 ISO-4000 0.0EV | 15mm 1/4000秒 f/2.2 ISO-100(LOW) 0.0EV

そして撮り始めて気になっている点があるんです。この時期太陽の位置が低くなってきているので、この焦点距離 35mm換算 : 30mm で風景撮りすると、構図的にギリギリ構図に入るか入らない位置にいる時があって、この時フレームに入ってくる光の筋が気になる気になります。F値開放気味で撮れば光の筋は弱くなりますが、風景撮りの時は少なくとも " 絞って撮りたい " マインドが働くので個人的にまだまだ試行錯誤が必要なポイントかも。ストリートスナップでも上記(右上)のように、隙間から差し込んだ光が同じような感じで撮れた時もありました。

パナソニック LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.
15mm 1/2500秒 f/8 ISO-200 0.0EV

これぐらいの光芒が自然に感じるギリギリでしょうか。もともとこの パナライカ 15mm F1.7 は開口からシャープネスを感じるレンズなので、あんまりガチガチに絞らなくてもちょい絞りぐらいで充分シャープネスを感じる事ができるレンズかもしれません。少しずつこの焦点距離に慣れつつあります。