パナライカ 15mm F1.7 ストリートスナップ
パナソニック LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.を購入して約3週間、積極的にストリートスナップをこなし、色々感じた事や気が付いた事を書いてみようかと思います。晴れの日と曇りの日に撮りに行った中から写真をピックアップしてみました。
今回のサンプル画像は、オリンパス OM-D E-M5 に パナソニック LEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH. を装着し撮影し、画像は 600x450px に縮小していますが、レタッチ一切なしのJpeg撮って出しになります。
この季節は冬に向かって太陽の位置が低くなり、陰影を意識した写真が撮る事が多くなると思います。このパナライカ 15mm F1.7 の逆光・反逆光時のコントラストの出が良いので、この手の画像にはもってこいの大口径単焦点レンズかもしれません。とくにモノクロおける陰影は、撮る喜びを感じさせてくれます。
ストリートスナップしていると色々感じたモノを被写体にして撮ると思いますが、まだ使い始めたばかりという事もありますが、普段は撮らないモノまで撮ってしまいます。柔らかい光で1枚目のようなメリハリあるコントラストはありませんが、その分シャープネス/解像度が引き立った画になっている印象です。このグラフィックは、肉眼で観るよりもシャープに引き立っているかも。
これぞストリートスナップという感じの1枚ですが、35mm換算 : 30mmのレンズだけにワイド過ぎに感じ、4:3のアスペク比よりも 3:2 / 16:9 / 1:1 のアスペク比の方がしっくりくるかもしれません。それでも「どうやったら4:3で良い感じで撮れるんだろう?」と試行錯誤しながら撮ったのがこの1枚なんです。
まず少し傾かせた構図で、あとカメラ位置は " 胸 " もしくは "ウエストレベル " で撮ると個人的に良い感じに撮れるようになる気がするのですが。何かちょっとリズム感が生まれる気がします。毎回この構図が通用する訳ではないですが…^^;
この写真は曇りの日に撮っているのですが、広がったシーンでも " F1.7 " 開放で撮ってもイケるな〜と感じた1枚になります。結構立体感ある気がするし、何でもかんでも絞り込むと均一的になって平面的に感じる事もあるので、F値の違いで楽しめるレンズな印象です。なので現在、色々F値を試している最中です。
パナライカ 15mm F1.7 は " 35mmレンズ " のカテゴリーに入るレンズになると思いますが、35mm換算 : 30mレンズなので、28mmレンズ(標準ズームレンズワイド端)に近く、寄る時は思った以上に寄らないと被写体が近づいてこない印象です。横の広がりを感じる構図なので、3:2のアスペクト比で撮ったら良かったかな〜と思う事も。
路線バスの中は結構狭いですが、 ちょっと絞っても空間の奥行きを感じるぐらいはボケてれる印象です。なのでこのレンズは、その場の空間を意識して撮れば、活きてくれるのかな〜と思い始めているのですが、35mm前後の焦点距離は苦手なので、まだまだこのレンズに慣れるのには時間が掛かりそう。でも撮るのが楽しいレンズなんですよ。