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雑多なコラム

オリンパス 30mm F3.5 マクロ 水の表現良いかも

オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro で色々な被写体を撮り始めていますが、何気に " 水 " の描画が個人的に気に入ってしまいました。水特有の柔らかさというか質感がそのまま写ってくれる気がします。

オリンパス 30mm F3.5 Macroで撮影した水溜りの落葉
30mm 1/15秒 f/5.0 ISO-200 0.0EV

水溜りの落ち葉なのですが、見たまんま感で撮れてくれると第一印象。以前も書きましたがこの30mmマクロはカリカリ描写ではないので、個人的に建物撮りやパンフォーカスな風景撮りなどには向かないと感じています。逆に動植物や自然の素材は柔らかく描画してくれる印象。

オリンパス 30mm F3.5 Macroで撮影したプールに沈む落ち葉
30mm 1/1250秒 f/3.5 ISO-320 -1.0EV

高コントラスト仕上げにしてみても落ち葉の素材感が硬すぎる事なく、水の中に浮遊している揺らぎを保ってくれました。ボケ味もクセがないし、ちゃんと被写体に光がまわってくれている時はマクロレンズらしい描写をしてくれるかも。この2枚を撮った時点で " 水の表現 " が良いな~と思っちゃいました。

オリンパス 30mm F3.5 Macroで撮影したクラッシュアイス
30mm 1/180秒 f/3.5 ISO-100(ISO LOW) 0.0EV

氷(クラッシュアイス)も撮ってみると " 35mm換算 最大撮影倍率2.5倍 " が活かせる世界でした。ちなみに三脚とケーブルレリーズを使用して撮影しています。やっぱりこのレンズは、マクロ撮りやテーブルフォトにかなり最適化したレンズだな~と。まあマクロレンズなので当たり前の話なのですが…^^;

オリンパス 30mm F3.5 Macroで撮影したクラッシュアイス
30mm 0.77秒 f/22 ISO-100(ISO LOW) 0.0EV

こちらも三脚とケーブルレリーズを使用しています。F3.5のマクロレンズと言えども近づけば近づくほどボケの領域は多くなってくるので、絞り具合も良く考えないとボケ過ぎちゃう事も。まだこの辺は、どのくらいのF値にすれば良いのか感覚的には分からない状態でまだまだ慣れが必要に感じる部分です。F22まで目一杯絞って撮ってみた1枚。

オリンパス 30mm F3.5 Macroで撮影した多摩動物公園の蝶
30mm 1/320秒 f/5 ISO-100(ISO LOW) 0.0EV

ほぼほぼ最短撮影距離で手持ち撮りした1枚。溶け始めた氷を窓際に持って行き、光を透過させて撮っていますが、やっと" 35mm換算 最大撮影倍率2.5倍 " を活かせた1枚が撮れた気がします。これまでとは違った氷の表情を見せてくれます。ぶっちゃけ最短撮影距離であまり撮影しないと思いますが、それを活かせる時はすごく楽しいです。

これまでマクロ撮りを中心に撮ってきたので、そろそろ本格的にストリートスナップをこの30mmマクロレンズで試してみようかと思っています。