オリンパス 30mm F3.5 マクロでストリートスナップ シルエット撮り
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro でやっとストリートスナップしてきました。自分のメインはストリートスナップなので、マクロレンズと言えどある程度ストリートスナップでも使えた方が良いので期待半分・不安半分でシルエット撮りです。
影が長く伸び季節的にシルエット撮りが魅力的な時期で、特に休日銀座の歩行者天国になる通りは一直線に日差しが差し込むので11月/12月は個人的ライフワークになっているかも。やっぱりこの30mmマクロは、光がしっかり回り込むシーンだとコントラストの立ち上がりが良い印象。光が弱いと逆に思ったよりやわらかい描写になる気がします。
こちらはF7.1まで絞り込んだ1枚。ここまで天気が良いと絞り込んだ時のシャッタースピードの低下は気にならないので構図に集中できます。逆光でやや下に向けて撮るとアンダーになるのですが、他の手持ちレンズと比べるとその度合いが強いように感じます。晴れの日は、太陽の方向やちょっとしたカメラの向きの違いで、ハイキーになったりローキーになったり不安定に感じる時も。
少し構図に太陽が入っていますが、逆光はそれほど強くないレンズと言えるかも。このレンズは、レンズ先から被写体まで14mmまで寄れるマクロレンズだけに、レンズフードが用意されていないのが個人的に痛い。秋冬は太陽の位置が低いので、広角な構図は太陽が入りがちなので神経質な方だと気になる時があると思います。
今回はかなり " コントラスト " が主役のスナップばかりなので、シャープネスは気にならないですが、基本的に優しい写り(悪い言えばゆるい描写)で、ボケ味を活かした写真が得意なマクロレンズなので、100% 普通の単焦点レンズとして使えるか?と聞かれたら " 75% " ぐらいの汎用性と答えるかも。
でもスナップ自体はすごく楽しめるレンズです。35mm換算 : 35mmや28mmぐらいでストリートスナップを好む方だとこのレンズの焦点距離は合わないかもしれません。自分の基準は 35mm換算 : 50mm なので気になりません。
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroは小型軽量なマクロレンズなので、取り回しも良く攻めた構図も積極的に出来る印象。本格的な花撮りは春まで待つ必要がありますが、春までには慣れておきたいレンズです。