パナソニック LUMIX G8 3本目の動画 シャボン玉(泡) Soap Bubbles
パナソニック LUMIX DMC-G8 ( 海外名 G80 / G81 / G85 )で3本目となる動画は " シャボン玉(泡) / Soap Bubbles " がテーマ。前回に引き続き 4K 30p で撮影し、アドビ Premiere Pro CCで編集しました。
今回も水繋がりの映像で、シャボン玉の虹彩や割れる感じも動画で撮ってみたかったのです。前回、前々回と撮り方は大きく変わらず同じような感じですが…^^； でも少しずつ撮り慣れてきた気がします。一気にすべてを撮影した訳ではなく、3回に撮り分けた素材を編集しました。
まずは初日。普通に洗剤と水でシャボン玉液を作って撮影。最初に分かった事は、ノーマルのシャボン玉は割れ易い。小さめのガラス容器にシャボン玉液を入れてストローでブクブクしシャボン玉を作るのですが、次々と割れていき時間との闘いでした。あとガラスではなく、陶器やプラスチックの容器だったら少し変わったのかな～と思う事も。
しかも8割り方マニュアルフォーカスで撮っているので、フォーカスが合った途端にシャボン玉が割れてしまうパターンが多くてストレス溜まりまくり。でも表面の虹彩がグリグリ回って撮りたかった映像は撮れました。撮り慣れてきたので、少し窓を開けてシャボン玉が割れていく動きのあるシーンも挑戦。
基本的にマクロ動画でシャボン玉にできるだけ寄って撮影するので、レンズとカメラ本体にシャボン玉が割れた時の小さな飛沫が掛かりまくるので撮影後は、メンテナンスが必要に。テーブルや周辺も拭き掃除が必要になります。
すぐ割れてしまうと虹彩が動いているシーンがほんの数秒になってしまうので、割れないシャボン玉作りが必要な事が分かり、2日目/3日目は割れないシャボン玉作りに挑戦です。初日はマンフロットのミニ三脚 PIXIを使用したのですが、もう少し俯瞰(ふかん)に近い角度で撮りたいと思い、ベルボンのマルチアングルユニット " V4ユニット " を購入。2日目からV4ユニットを使用して撮影しています。 V4ユニットに使用した自由雲台は、以前購入したベルボンの一脚に付いていた " QHD-43D N " を使用。1つの映像にまとめてみたら、あまり差は出ませんでした…w
そして2日目の撮影。まずは割れないシャボン玉作りから。ネットで調べると色々出てくるので、まずはガムシロップで作ってみました。確かに割れ難くなります。…が、表面の虹彩がまったくグリグリ動かなくなってしまい自分が撮りたい動画に向いていない事が判明。静止画であれば、ガムシロップはかなり有効に感じました。
なので、ガムシロップ薄めのシャボン玉を作って撮影。それでもノーマルのシャボン玉と比べて2倍くらい長い時間割れず、虹彩もそこそこグリグリ動いてくれて一安心。あと一瞬モノクロのシーンが登場しますが、L.モノクロームで撮っています。意外とシャボン玉とL.モノクロームの陰影が似合う気がします。機会があれば、モノクロでも撮ってみたいです。
あとガムシロップは砂糖なので飛沫でカメラとレンズがヌルヌルになるし、テーブル回りの拭き掃除も少し面倒臭い。そうそう今回撮影に使用したマクロレンズは、オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro と M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro の2本になります。
3日目は、ヒアルロン酸入りの化粧水を混ぜて作ってみました。3日目はそれほどたくさん撮影はせず、これまで撮れなかったシーンを探しつつ1時間くらで終了。3回続けてシャボン玉を撮ると、しばらくは撮りたくなくなります…w 3回も撮ると素材も多くて、Premiereに取り込む素材を選別するにも時間が掛かりました。
BGMに合わせて素材を置いていくわけですが、素材をカット・調整する手間も掛かり、まだPremiereは使い慣れていないので、忘れてしまっていたり新しい機能を使う時は調べて試行錯誤するので、3分50秒の映像を仕上げるのに4時間くらい掛かりました。動画周りはほとんど知らないので、経験していくしかないのです。
実は参考にした映像作品というかこの映像を観て自分もシャボン玉動画を撮ってみたいと思った動画あるのです。StereokromaがYou Tubeに公開している「Micro ASMR: Soap Bubbles | Macro Video of Iridescent Soap Bubbles」で一見の価値ありです。