OM SYSTEM 90mmマクロでストリートスナップ
90mmマクロを購入した週末はとにかく風が強くてネイチャーマクロ撮影が無理な状況でストリートスナップの延長線上の撮影になります。35mm換算180mmの望遠レンズになるのでスナップ用途だとかなりワーキングディスタンスが長いレンズになるので向き不向きが出てくる印象。使用カメラは「OM SYSTEM OM-1」になります。
フォーカスリミットスイッチ
野鳥が佇んでいたので撮った1枚なのですが、このレンズで野鳥も撮ってみたい気にさせてくれます。動物撮りも良さそうな感じだけで、ウチはペットを飼っていないので野鳥を撮るか、動物園や水族館に行って撮る必要があります。
普通の望遠領域で撮る限りAFもサクサク動作し好印象。このレンズは60mmマクロと同様にフォーカスリミットスイッチを採用しているので、こういうシーンは " 0.25m - ∞ " モードにしておく必要があります。
EVFを見ながらブラインドでフォーカスリミットスイッチを操作する時に間違えて " IS切り換えスイッチ " を操作してしまう事が度々あり個人的にこの辺は慣れる必要があるな~と実感。手の大きい方であれば問題ないと思うのですが、自分はそんなに手が大きくないので意識しないとフォーカスリミットスイッチに親指が届き難い印象です。
フォーカスリミットスイッチ自体の感覚は、60mmマクロですでに慣れている方であれば90mmマクロの感覚も徐々に慣れていくのではないでしょうか。
屋外のブツ撮りも楽しい
90mmマクロはコンセプト的に自然・花・植物・昆虫写真などのネイチャー撮影用途がメインなレンズと思いますが、ブツ撮りや(ストリート)スナップ用途でも楽しめそうな印象。ただし35mm換算180mmの焦点距離なので慣れる必要があるのも確か。でも写りは良いし、マクロレンズだからといって変に個性を誇張し過ぎたクセも感じる事ははなく、扱い易い描写力といった感じでしょうか。
単焦点の望遠レンズとして90mmマクロを使う時のAFはOMデジタルの最新のレンズだけにキビキビ動作する印象。望遠域のレンズだけにピン位置を極端に 手前→奥 / 奥→手前 と変更するとAFは一瞬待つ時があります。
距離を取れるのであれば建物撮りも良き
被写体から距離を取る事が出来るのであれば、建物撮りもありかと。レンズの話ではないけど「OM-1」にスペシャルなモノクロモードが欲しいかも。パナソニックでいうところのLモノクローム的な感じの。
風の強い日の花マクロ撮影は厳しい
この日は風が強かったですけが、少しだけ花クローズアップ手持ち撮影も試してみました。かなり小さいな花で結構寄って取っているのですが、風で花が揺らいでピン位置が少しズレて何となくどこにピントが合っているのか分かり難い感じに。
上記の花写真は絞りはF5で撮影しています。特に等倍やさらに高い最大撮影倍率でクローズアップ手持ち撮影する時は、絞り気味で撮った方が良さそうな印象。もちろん絞ればシャッタースピードを稼ぐためにISO感度を上げる必要も出てくるし、シーンによってはフラッシュや何かしらの光源で補う必要がある時が出てくるかもしれません。
90mmマクロのクローズアップ手持ち撮影は、花撮りにおいて等倍ぐらいになってくると5軸シンクロ手ぶれ補正の手ブレ補正効果は厳しくなってくる印象があるかも。