キヤノン EOS-1D X Mark II CFastカード対策ファームウェア公開
先日キヤノンは、EOS-1D X Mark II SanDisk CFastカード問題に対して7月にファームウェアアップデート公開を告知しましたが、本日7月7日に対策ファームウェア Version 1.0.2を公開しました。
- SanDisk CFast カードに記録した静止画像の一部(下部)が異常となることがある現象に対し、対策を盛り込みました。
- カメラと CFast カードの通信の信頼性向上を図りました。
- 対象のCFast カードをご使用するにあたり、ファームウエア Version 1.0.2 に変更(アップデート)した上で、カメラ本体でCFast カードを初期化してください。
SanDisk 対象CFast カード
- SanDisk Extreme PRO CFast2.0 64GB (SDCFSP-064G-xxx)
- SanDisk Extreme PRO CFast2.0 128GB (SDCFSP-128G-xxx)
- SanDisk Extreme PRO CFast2.0 64GB (SDCFSP-064G-xxxA)
- SanDisk Extreme PRO CFast2.0 128GB (SDCFSP-128G-xxxA)
- SanDisk Extreme PRO CFast2.0 64GB (SDCFSP-064G-xxxB)
- SanDisk Extreme PRO CFast2.0 128GB (SDCFSP-128G-xxxB)
EOS-1D X Mark II 本体に問題があるわけではなく、SanDisk CFastカード側に問題があり、電源がオフになる直前の16GB分のデータが破損する可能性を回避するファームウェアになります。ますEOS-1D X Mark IIをファームウェア Ver 1.0.2にアップデートし、その上でCFast カードを初期化すれば対策完了となる模様。