キヤノン EOS R Version 1.2.0 をリリース 瞳AFがサーボAFに対応
キヤノンが、EOS R 新ファームウェアアップデート Ver.1.2.0 を公開しました。瞳AFがサーボAFに対応し、一部の不具合も解消したファームウェアとなっています。
EOS R 機能強化
- AFでサーボAFができるようになります。(静止画撮影時)
- AFフレームサイズ「小」でサーボAFができるようになります。(静止画撮影時)
- 瞳AF、AFフレームサイズ「小」で動画サーボAFができるようになります。(動画撮影時)
EOS R 不具合修正
- ファインダー内の電子水準器が2重に表示されることがある現象を修正しました。
- ファインダー内の情報表示がカメラの姿勢に合わせて回転しないことがある現象を修正しました。
- ワイヤレスファイルトランスミッター WFT-E7 のファームウエアのアップデートができないことがある現象を修正しました。
サーボAFに対応した瞳AFは、エントリークラスフルサイズミラーレス機「EOS RP」が先に実装していましたが、今回のファームウェアで「EOS R」も対応する事に。以前から予告されていた強化ポイントですが、「EOS R」と「EOS RP」を比べて瞳AF/サーボAFの挙動と精度の差があるのかどうか気になるところ。
動画撮影時も瞳AFは動画サーボAFに対応したので静止画・動画ともに心待ちにしていたEOS Rユーザーさんは多いのではないでしょうか。
ちなみにニコンも5月に「Z 7」「Z 6」が瞳AFに対応する予定ですが、CP+2019で公開したベータ版では動画に対応していなかったので、最終的にどのように仕上がっているのか注目です。