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キヤノン EOS-1D X Mark III「人類はまた、未知なる瞬間を目撃する。」

キヤノンが「EOS-1D X Mark III スペシャルサイト」を立ち上げ、キャッチフレーズ的な文章を掲載し開発発表時プレスリリースで公開した一部仕様を分かり易くリストアップしています。

キヤノン EOS-1D X Mark III

新次元の1、誕生。
人類の記録が塗り替えられる瞬間を 常に最前線で目撃し続けてきたフラッグシップ、1。 その歴史が今、大きく動こうとしている。EOS-1D X Mark III。 プロフェッショナルの現場で、一眼レフカメラに求められる すべてを進化させた、新次元の1。プロフォトグラファーの表現領域と新時代を切り拓くだろう。人類はまた、未知なる瞬間を目撃する。※EOS-1D X Mark III スペシャルサイトより

以前キヤノンは、EOS M5に「いままでのミラーレスに、満足しているか?」という挑発的なキャッチコピーを展開し話題になった事がありましたが、今回はフラッグシップ機だけに " 新次元の1 " と表現し次世代機である事アピール。" 人類はまた、未知なる瞬間を目撃する。" とかなり自信をのぞかせる文言も。このままキャッチフレーズとなるのかどうか興味津々です。

あと開発発表時にPDFで公開した一部スペックも分かり易くシンプルにリストアップしていて、どのようなフラッグシップ機に仕上がっているのか確認可能。

高画質

  • 新型映像エンジン(DIGIC)、新開発CMOSセンサー搭載
  • 高感度性能の向上 ※EOS-1D X Mark II 常用ISO100~51200
  • HEIFファイルに静止画10bit記録
  • 4K60P、Canon Log YCbCr4:2:2 10bit出力
  • RAW動画内部記録

AF/AE

  • 光学ファインダー撮影用新型AFセンサー搭載
  • EOS-1D X Mark II比、約28倍のAFセンサー画素数
  • 高解像AF信号の解析により、検出精度が向上
  • ディープラーニング技術により、追尾性能を高めたAFアルゴリズム
  • 光学ファインダー撮影時のAF輝度レンジの向上 ※EOS-1D X Mark II EV-3~18
  • ライブビュー撮影時のAF輝度レンジの向上 ※EOS-1D X Mark II EV-3~18
  • ライブビュー撮影時のAF領域が 最大約90%(横)×約100%(縦)に拡大 ※EOS-1D X Mark II 最大約80%(横)×約80%(縦)
  • ライブビュー自動選択時、 最大525分割でAF可能

高速性能

  • 光学ファインダー撮影時、最高約16コマ/秒(AF/AE追従)の高速連写 ※EOS-1D X Mark II 約14コマ/秒
  • ライブビュー撮影時、 最高約20コマ/秒(AF/AE追従)の高速連写 EOS-1D X Mark II AF/AE固定で約16コマ/秒
  • RAW撮影における連続撮影可能枚数が EOS-1D X Mark II比5倍以上 EOS-1D X Mark II 約170枚

ネットワーク

  • Wi-Fi、Bluetoothによる接続に対応 ※Bluetooth Low Energy技術
  • GPS機能を搭載
  • 有線LANおよび、ワイヤレスファイルトランスミッター WFT-E9使用時の無線通信を、 EOS-1D X Mark II+WFT-E8比最大2倍以上高速化
  • ネットワーク接続インターフェースの改善

信頼性/操作性

  • マグネシウム合金製ボディー ボタン照明の採用
  • マルチコントローラー搭載
  • AF測距点選択用の新部材をAF-ONボタンに搭載
  • CFexpressカード対応デュアルスロット搭載
  • バッテリーはEOS-1D X Mark II同様 LP-E19を採用も、電源消費マネジメントの 見直しにより撮影可能枚数が向上 ※EOS-1D X Mark II 約1210枚 (ファインダー撮影・ フル充電・常温+23℃)

その他

  • 開発発表済みのリモートコントロールパンチルトシステムに対応
  • ワイヤレスファイルトランスミッター WFT-E9は、 EOS-1D X Mark IIIおよびEOS C500 Mark IIで使用可能

すでに2020年初頭発売報道もあるので、東京五輪2020に向け満を持して「EOS-1D X Mark III」が登場する事になります。ニコン「D6」も開発発表済みですが、まだ仕様は明らかになっていません。