Photonsが、キヤノン M6 Mark II ダイナミックレンジ・スコアを公開
Photons to Photosが、キヤノン EF-Mマウント APS-C ミラーレス機「EOS M6 Mark II」3250万画素センサー ダイナミックレンジ・スコアを公開しました。競合機と比べてどのような差があるのでしょうか。比べてみました。
※あくまでもダイナミックレンジ・チャートであって、これでカメラの性能すべてが決まる訳ではありません。リンク先のチャートはスクリーンショットと色が逆の場合があります。
キヤノン EOS M6 Mark II vs キヤノン EOS M6
縦軸がダイナミックレンジ、横軸がISO感度で、ダイナミックレンジの数値が高いほどダイナミックレンジが広い事を表しています。初代機である「EOS M6 2420万画素センサー」と比べると、ベースISOから高感度域まで「EOS M6 Mark II」が上回っている事が確認できます。特にISO600~ISO3200辺りが改善している模様。
キヤノン EOS M6 Mark II vs キヤノン EOS 90D
同じく3250万画素 APS-Cセンサーを搭載するデジタル一眼レフ「EOS 90D」と比較すると、ほぼ同じ値である事が分かります。スコア的に同じイメージセンサーを搭載していると思われ、「EOS 90D」製品ページでこのセンサーは " 自社開発・自社生産 " である事を明らかにしています。
キヤノン EOS M6 Mark II vs ソニー α6400
元々ソニー製センサーとキヤノン製センサーは低感度域に差があるものの「α6400」と比べた場合、キヤノン製センサーが追いついてきているように見えます。「EOS M6 Mark II」と「α6400」購入時にダイナミックレンジの差を気にする事はない模様。しかし「α6400」は、前の機種「α6300」「α6500」と大きな性能差はないイメージセンサーを搭載していると言われているので、次は富士フイルム X-T3と比べてみようと思います。
キヤノン EOS M6 Mark II vs 富士フイルム X-T3
富士フイルム X-T3が搭載する 2610万画素 X-Trans CMOS 4 センサーは、ソニーの " IMX571 " ベースのイメージセンサーではないか?と言われています。現在民生カメラに搭載されている最新のソニー製センサーと比べると、数値上差がある事が確認できます。
あくまでも画素数を無視した比較なので、今後DXOMARKから詳細なセンサースコアとレビュー記事が登場する事に期待。ちなみい高評価レビュー記事も登場済みです。