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DPReview TVが、キヤノン EOS R Ver.1.4 大幅な瞳AF機能向上を確認

DPReview TVのクリス氏とジョーダン氏が、キヤノン EOS R Ver.1.4 瞳AF テスト動画「DPReview TV: Firmware 1.4 for the Canon EOS R significantly improves eye-AF」をyouTubeに公開しました。Ver.1.4はAF機能向上ファームウェアアップデートですが、どのような評価をしているのでしょうか。

キヤノンが公式にリリースしたVer.1.4強化ポイントは…

  • 瞳AF検出精度の向上により、画面の中で主被写体の人物の顔が従来より小さい状態からでも瞳を安定的に検知することができるようになります。
  • AF枠の表示速度向上により、素早く動く被写体に対して、AF枠が従来より的確に追従するようになります。
  • AF性能の向上により、画面の中で素早く動く被写体を、従来より小さい状態からでも捕捉し、その後もより安定的に捕捉し続けるようになります。

今回のテストはVer.1.3とVer.1.4で撮り比べており、どうやらプレスリリース通り機能向上を果たしている模様。

振り返りAF捕捉テスト
明らかに顔認証から瞳AF認証へのスピードと捕捉能力が向上している事が確認できます。レスポンスが向上しているとクリス氏が解説。

遠ざかった時の瞳AF検出精度テスト
ジョーダン氏が徐々に遠ざかって行く時の瞳AF精度をテストしていて、Ver.1.3の場合はある程度近い距離じゃないと瞳AFは動作しませんでしたが、Ver.1.4は遠くに離れても瞳を追い続けている事が確認できます。機能向上は一目瞭然であるとコメント。

ジグザクに走った時の追尾性能とヒット率
ジョーダン氏がジグザクに走っている所を高速連写撮影するテストで、何度かテストしたようですがVer.1.3とVer.1.4で大きな向上は感じられなかった模様。ヒット率はわずかに向上と判断していますが、遠くにいる時から瞳AFは動作している事が確認できます。

キヤノン EOS R トラッキング性能

あとVer.1.0の時と比べると昼夜問わずにレスポンスは向上しており、正直言ってソニーのリアルタイム・トラッキングシステムを彷彿させると評価。着実にキヤノンは、AF性能を強化しつつある事が確認できるテスト動画となっています。