キヤノン EOS R5 実際にハンズオンしメニュー周りを公開した動画
先日さらにキヤノン「EOS R5」8K/4K動画仕様が明らかになり話題になっていますが、SunStudiosAustraliaが「EOS R5」を実際にハンズオンしている様子を収録した動画「Canon R5 - RAW Power Revealed」をYouTubeに公開しました。加えてメニュー周りやデュアルカードスロットの様子も確認できます。※どうやらフライング公開した動画だった模様で現時点で非公開となっています。※Update : 再公開されました。
キヤノンは正式発表まで仕様を少しずつ公開していくスタイルと取っていますが、特に動画機能を中心に仕様を明らかにしている印象。8KRAW 30p撮影が可能でデュアルピクセル CMOSAFに対応し、4Kは120pまで撮影可能、そして待望の5軸ボディ内手ブレ補正機構(IBIS)を搭載しています。
動画メニュー周りも紹介していて、シネマEOS譲りの「Canon Log」が搭載している事が確認できます。昨日の情報更新でCanon Logは、10bit 4:2:2 H.265に対応している事が明らかに。ちなみに 10bit 4:2:2 HDR PQ H.265 にも対応し、内部記録も可能です。
「EOS R5」デュアルカードスロットは、CFexpress + SD UHS-II 構成である事が明らかになりましたが、カバーを開けて配置が分かるシーンも登場します。背面側にCFexpressカードスロット、前面側にSDカードを配置している模様。
「EOS R」で賛否両論あった " マルチファンクションバー / タッチバー " は採用せず、汎用性ある " ジョイスティック " を採用。背面モニタはバリンアグル式モニタを採用しています。
実際に「EOS R5」をハンズオンしている様子も確認できます。CP+2020開催中止が決まった後、国内外の映像系メディアにモックが公開されましたが、実際にハンズオンする事は許されなかったので、実際に「EOS R5」を手にした最初の映像かもしれません。※以前経済ニュース記事でキヤノン関係者が「EOS R5」をハンズオンした静止画は登場済み
ボディ内手ブレ補正機構(IBIS)は、手ブレ補正機構を搭載した交換レンズ(IS)と連動するシンクロ手ブレ補正に対応しています。メニューを見る限り、動画撮影時は " Digital IS / 電子 IS " も設定可能な模様。
もちろ顔認識・瞳・動物(犬/猫/鳥)AFに対応しています。AF周りのメニューの中で " 人 / 動物 / 優先なし " の設定項目がある事が分かります。
今のところ「EOS R5」は動画志向に感じる展開ですが、静止画も忘れておらず 電子シャッター 20コマ/秒、メカニカルシャッター 12コマ/秒を実現しています。" HDR PQ " はキヤノンの技術ページに説明が掲載されており、HDRは " PQ方式 " と " HLG方式 " の2種類があり、キヤノンが採用する方式は " PQ " となります。コーデックHEVC(H.265)を採用し10bit記録に対応している感じでしょうか。ちなみにキヤノンの10bit画像データは、jpegではなくHEIFフォーマットになります。
こういう動画が登場すると言う事は、正式発表は近そうな感じです。