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2度目の緊急事態宣言 キヤノン 御手洗会長「出はなをくじかれた」

コロナの影響で日本政府は1都3県に対して緊急事態宣言(1月8日~2月7日)を発令しましたが、ニュースイッチ(日刊工業新聞)が、キヤノン 御手洗冨士夫会長 インタビュー記事を掲載しました。

「(20年下期の回復傾向を踏まえて)今後に希望を持っていたが、今は『また元に戻ってしまうのか』という心境。出はなをくじかれた感じだ。21年も“コロナ次第”の年になるだろう」

2020年下期は経済が動き出し回復傾向にあったものの、今年も見通しが難しい年になる事が伺えるコメントとなっています。カメラ事業に関したコメントはありませんが、「EOS R5」をはじめとするキヤノン製カメラ&レンズは、今でも品不足傾向にある製品がいくつかあり、旭化成の半導体製造工場の火災もカメラ業界にも影響があると言われているだけに、2021年のカメラ&レンズのロードマップがどうなるのか気になるところです。

さらなる府県が政府に緊急事態宣言の発令を要請しそうな報道も。現状の対策でこの1ヶ月でコロナの状況が改善するのか、英国のように深刻な状況になってしまうのか分かりませんが、企業は柔軟に対応すると思うので新製品発表しても発売自体は少し先になったり、戦略的にスケジュールを2021年下期に焦点を合わす可能性があるのではないでしょうか。

ちなみにCP+2021は、2月25日(木)~28日(日)までオンライン開催される予定で、1月20日(水) 13:00からユーザーの事前登録が開始されます。