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キヤノン 御手洗会長「カメラ業界の再編は終わった」「国内にOMデジタルの買い手は…」

ニュースイッチ(日刊工業新聞)が、キヤノン 会長兼社長CEO 御手洗冨士夫氏 インタビュー記事を掲載しました。カメラの業界再編は、OMデジタルで終わったと考えている模様。加えて「OMデジタルソリューションズの今後だろうが、国内に買い手がいるとは考えにくい」とコメントしています。

厳しい環境が続くカメラや事務機器では、それぞれ業界再編が進むのでしょうか。

「カメラは(オリンパス撤退で)むしろ再編が終わったのではないか。残る関心事は(オリンパスのカメラ事業を継承した)OMデジタルソリューションズの今後だろうが、国内に買い手がいるとは考えにくい。事務機器の環境はカメラほどは悪くはない。現状はコロナ禍の一時的な影響が大きく、再編はないだろう」※ニュースイッチ キヤノンCEO「カメラ業界の再編は終わった」より

カメラ市場が縮小傾向にあるのは変わりませんが、オリンパスが映像事業を日本産業パートナーズ(JIP)に譲渡し「OMデジタルソリューション株式会社」が立ち上がり、キヤノン 御手洗会長は、カメラ業界の再編が終了したと考えている模様。

日本産業パートナーズ(JIP)は今のことろ「外部企業などへ売却する考えはない」としていますが、将来的にどうなるのか気になるところ。JIPは、ハゲタカ・ファンドではなく、国内企業の事業活性化を支援する独立系投資ファンド会社と言われています。

御手洗会長は、OMデジタルを買い取る国内企業はないと見ています。映画や小説の世界だったら、こういう風に言っておきながらお買い上げってパターンありますよね。