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キヤノン「RF100mm F2.8 L MACRO IS USM」発表 最大撮影倍率1.4倍を実現

キヤノンが、RFマウント Lマクロレンズ「RF100mm F2.8 L MACRO IS USM」を正式発表しました。最大倍率は等倍を超える1.4倍で中望遠の焦点距離ならではのボケ味を実現したマクロレンズに仕上がっています。

RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 基本スペック情報(噂)

  • 画角 : 水平20°00′ / 垂直14°00′ / 対角線24°00′
  • レンズ構成 : 13群17枚
  • 絞り羽根枚数 : 9枚
  • 最小絞り : F32
  • 最短撮影距離 : 26cm
  • 最大撮影倍率 : 1.4倍
  • フィルター径 : 67mm
  • 最大径×長さ : φ81.5mm×148mm
  • 質量 : 730g

最大撮影倍率1.4倍

この「RF100mm F2.8 L MACRO IS USM」の大きな特長の1つは最大撮影倍率。キヤノンはRFマウントでマクロレンズ2本「RF85mm F2 MACRO IS STM」と「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」をラインアップ済みですが、両レンズともに最大撮影倍率は0.5倍なのです。今回の「RF100mmマクロ」はLレンズだけに少なくとも最大撮影倍率は等倍を実現してくるのかなと思いきや、なんと1.4倍の最大倍率を実現。

しかも先のマクロレンズ2本が採用するモーターはSTM(ステッピングモーター)ですが、今回の「RF100mmマクロ」はUSM(ナノUSM / 超音波モーター)を採用しています。

SAコントロールリング ボケ味をコントロール可能

SAコントロールリング

製品画像の一見絞りリングぽいリングが「SAコントロールリング」で、球面収差を変化させる事でボケ味の 柔らかさ/硬さ をコントロール可能で興味深い仕様となっています。実際どこまで使えるのか、使いこなせるのか分かりませんが、マクロ撮影の表現が広がる可能性を秘めています。

EOS R5に装着するとシンクロ手ブレ補正機能は8.0段分効果

「RF100mmマクロ」はISが搭載されており5段分効果を実現しているそうですが、IBISを搭載する「EOS R5」との組み合わせて8.0段分の手ブレ補正を実現しているとのこと。マクロ撮影は、手ブレの影響が出易いので威力を発揮しそうな予感。

レンズ構成図

レンズ構成図

レンズ構成は13群17枚。デジタル一眼レフ用「EF100mm F2.8L マクロ IS USM」と同等の画面全域で収差の少ない高画質な描写を実現していると製品ページに掲載。ちなみに「EF100mm F2.8L マクロ IS USM」は等倍マクロでレンズ構成は12群15枚となっています。

MTF曲線

MTF曲線

「RF100mmマクロ」と「EF100mmマクロ」のMTF曲線を比べるとこんな感じに。縦軸がコントラストで、横軸が画面中心を0とした像高となっており、10本/mmカーブは1に近いほどコントラスト特性がよく、ヌケの良いレンズ。30本/mmカーブは1に近いほど高解像力を備えたシャープな光学性能を実現しています。一般的に10本/mmのMTF特性が0.8以上あれば優秀なレンズ、0.6以上あれば満足できる画質が得られると言われています。

発売時期と価格情報

発売時期は2021年7月下旬となっており、まだ正確な発売日は決まっていません。予約受付開始は4月16日(金)で量販店売り出し価格は分かっていませんが、キヤノンオンラインショップで売り出し価格は181,500円(税込)となっています。

Stay Homeな巣ごもり需要

コロナの影響でカメラ市場は大きな打撃を受けていますが、その中でStay Homeを強いられマクロレンズ需要があると聞きます。Lレンズだけに高価なマクロレンズですが、それ相応のレンズに仕上がっており春夏秋冬で様々な撮影を楽しめるのではないでしょうか。