キヤノン「Canon Log 2 搭載要望の声はしっかり届いている」
Inter BEE 2021 (11月17~19日) が開催中でキヤノンは現地から「Inter BEEキヤノンブースチャンネル」をライブ配信しており、その中でEOSカメラに Canon Log 2 対応の質問に対して答えているので見て行きましょう。
5:22:45あたりから Canon Log 2 に関する質問に応えています。
Q : Canon Log 2 はシステム的に「EOS R3 」や「EOS R5」などのミラーレスカメラで使用できるファームウェアアップデートは、難しいのでしょうか?
- すごく良く聞かれる質問で「EOS R3」と「EOS R5」の現状の対応は Canon Log 3 までの対応なっており Canon Log 2 は非搭載
- シネマEOSの場合だと「EOS C70」は、Canon Log 2/3 ともに対応している状況
- Canon Log 2 はダイナミックレンジ的にもっとも広いビデオガンマとなっており、Canon Log 2 で撮りたい要望は多く来ている
- 現状仕様の限界というか、要望としてはたくさん頂いているので開発チームにフィードバックしている
- EOSでもシネマEOSでも Canon Log 2 で撮れる事はクリエイティブの選択肢としては大事だと思っているので搭載できるように引き続き活動していきたい
- 頂いた声は届いている
- 頑張って搭載できるようにしていきたいが、既存の「EOS R3」や「EOS R5」でファームで対応できるのか、もしかしたら難しいかもしれないし、今後の製品で対応できるモノが出てくれるかもしれないし、どういったカタチで提案・提供できるのか分からない
- 要望は多く頑張りたいと思います
シネマEOS公式サイトには「Canon Log」ページを用意していてそれぞれがどのようなLogなのか解説しています。話は変わって先日キヤノンが発表したVRレンズ「RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE」は、EOS VR SYSTEMが8Kセンサー前提のシステムであり「EOS R3 (6K)」や「EOS R6 (4K)」が対応するのは難しいとのこと。
このキヤノンの Inter BEE 2021 映像は早ければ1日で見れなくなってしまう可能性があるので見るなら今夜中に見ておいた良いかもしれません。キヤノンは11月18日と19日もライブ配信する予定です。