キヤノン「EOS R5C」vs パナソニック「S1H」製品画像でサイズ感比較
キヤノン「EOS R5 C」ボディ(放熱機構)の分厚さが話題になっているので同じ様に放熱機構を搭載したパナソニック「LUMIX S1H」と製品画像でサイズ感を比較してみました。
ボディサイズ (幅x高さx奥行き)
- EOS R5 … 138.5 × 97.5× 88.0mm
- EOS R5 C … 142 x 101 x 111 mm
- S1H … 151 x 114.2 x 110.4 mm
質量 (本体のみ)
- EOS R5 … 650g
- EOS R5 C … 680g
- S1H … 1,052g
元々パナソニック S1シリーズの筐体は大きく「S1H」はDSLR的なサイズ感のミラーレス機なので前面から見た時は「EOS R5 C」の方が小型なフルサイズミラーレス機に感じます。「S1H」は最初から排熱構造と冷却ファンを内蔵する事を前提にボディ設計が行われていると思いますが、一方「EOS R5 C」は「EOS R5」がベースの機種だけに上面画像と側面画像を見ると、放熱機構の飛びだし具合が目立ちます。その結果EVFも長く突き出す必要があった事が伺えます。
見方によっては、パナソニックは技術とサイズ感を合わせているという見方ができるし、キヤノンは小型軽量ボディと民生カメラとして8Kを初名乗りするマーケティングを優先し「EOS R5」を作り、熱に対処し8K60pに対応したのが「EOS R5 C」と言えるのではないでしょうか。※パナソニック「S1H」は6Kカメラ
個人的に「EOS R5 C」がNetflix認定カメラに指定されるのかどうか注目しています。
見た目ではなく奥行きのサイズで見ると " 0.6mm " しか違わずビックリ。奥行きに関してはグリップとEVFの出っ張り具合で実際の数値と見た目が違って見える事がありますが、今回は放熱機構の存在感が大きく違って見えます。極端な言い方をすれば「EOS R5 S」は「EOS R5」に放熱機構を取り付けた外形なのでかなり飛び出しており、しかも幅と高さは「EOS R5」と同等サイズだけにより分厚く見えてしまいます。
あえて奥行きには触れないスタイル
キヤノンは「EOS R5 S」を8K60p動画と静止画が撮れる小型軽量シネマEOS ハイブリッド機として売り出しており、英国キヤノンはあえて奥行きには触れず小型軽量をアピールした画像を掲載。背景はボケていて表情は分かりませんがドヤ顔な気がします。