キヤノン「マニュアルがなくても使えるカメラを目指している」
キヤノンが、品質への取り組み ブランドの信頼を守るために「Vol.5 使いやすさのすべては、構図を決めるため、シャッターを切るためにある」を掲載しました。個人的に興味深かった事をピックアップしてみました。
キヤノンがEOSカメラにおいて操作性やメニューシステムを向上させ続けている事をアピールする内容となっており、ミラーレスカメラならでは使い易さを追求しているとのこと。中でも個人的に興味深かったのは以下の項目になります。
マニュアルがなくても使えるカメラをめざして
カメラは何かを変えるとさまざまな要望が寄せられてきますが、「使いやすくなった」「わかりやすくなった」という声は、あまりフィードバックがありません。そのため、使い勝手をより良くしようと考えるのは、返信のない手紙を送り続けるような作業と思えることもあります。
しかし、フォトグラファーにとって、操作の迷いは致命的で、目的の操作が少しでも速くできることが何より重要であることをキヤノンは知っています。
そのために、社内テストで狙い通りの使いやすさになっているかを調べ尽くす、プロにヒアリングをする、ということをこれからもずっと続け、「撮りたいものを撮りたいように、思い通りに撮れる」ようになることをめざし、そして、「マニュアルがなくても撮れた」といわれるように研鑽を続けていきます。※Vol.5 使いやすさのすべては、構図を決めるため、シャッターを切るためにあるより
使い勝手においてあまり顧客からのフィードバックがない事が伺えます。社内テストやプロのヒアリングだけでなく、キヤノン・ユーザーはどんどんキヤノンにEOSカメラの使い勝手の要望を伝えた方が良さそうな予感。プロとアマチュアでは使い方も異なると思うし。ただ顧客がキヤノンに伝える手段やタイミングが限られているのも確か。
キヤノンは " マニュアルがなくても使えるカメラを目指している " 事が伺える内容となっており、ほんとマニュアルがなくても感覚的に使えるカメラって重要ですよね。自分が春先に購入した某社のミラーレス機は、カスタマイズしようと思うとトリセツが必要になるかも…^^;