キヤノン「EOS R3」は、素晴らしい写真ツール
ePHOTOzineが、キヤノンの無双カメラ「EOS R3」レビューとサンプル画像を掲載しました。「EOS R3」のハンドリングは良好で個性を兼ね備えた機種であり、その素晴らしい撮影結果にかなり満足するだろうと評価しています。
EOS R3の長所
- 確かなプロ仕様品質
- 素晴らしいレンズ群
- 広範囲に充実した機能
- 防塵防滴仕様 ※防塵防滴に配慮した仕様
- IS 8段分効果
- 豊富な動画機能
- 縦グリップ一体型ボディ
- 卓越したOLED EVF
- 高速でレスポンスが高い
- メカシャッターと電子シャッターを採用
- 非常に直感的な操作性
EOS R3の短所
- かさばり重い
- 高価 ※キヤノンオンラインショップで748,000円(税込) 2022年6月2日現在
- CFExpressカードはまだ高価
- 高価なバッテリー LP-E19 ※キヤノンオンラインショップで22,000円(税込)
5つ星満点を獲得しエディターズ・チョイスに選出しています。「EOS R3」は、EOS Rシステムのフラッグシップ・プロフェッショナルカメラとして相応しく素晴らしいカメラであると選出理由を挙げています。※現時点で「EOS R3」はEOS Rとして上位機種ですが、国内製品ページ的にハイアマチュアモデルであり、フラッグシップ / プロフェッショナルモデルではありません
評価・結論
キヤノンはEOS Rミラーレスシステムのフラッグシップ機として真のプロフェッショナルな写真ツールを実現した素晴らしいカメラに仕上げたと第一声。ハンドリングは素晴らしく、全てが良く考えられており、フォトグラファーの好みに合せて高度なカスタマイズが可能であると評価。
「EOS R3」はニコン「Z 9」の直接的な競合機である事をフォトグラファーは意識するだろうと「EOS R3」の立ち位置を解説。キヤノンはメカシャッターを維持し超高速な電子シャッターも採用していると「Z 9」との違いも説明しています。「Z 9」はメカシャッターを採用しておらず、画素数自体は「EOS R3」よりも高画素なセンサーを搭載しており、ハンドリングも異なるので、この1つ1つの違いが個人個人で重要になる事もあれば、そうでない事もあるとコメント。
いずれにせよ独自のハンドリングと個性を備えたキヤノン・バージョンを選んだユーザーは、その素晴らしい結果にかなり満足するだろうと結論付けています。
ISO感度耐性
- ISO3200まで綺麗でシャープな画像
- ISO6400~ISO12800 … ノイズが入り始めるものの、まだまだ使える状態
- ISO25600 … コントラストがいきなり低下し、徐々にノイズの影響が大きくなり、これを超えるとかなり厳しくなり緊急時の使用に限られる
全体的に非常に満足いくISO感度耐性であると評価しています。「EOS R3」の常用ISO感度は ISO100~ISO102400で、拡張ISO感度は ISO50 / ISO204800 となっています。