キヤノン「EOS R10」は、人気を博し易いカメラ
ePHOTOzineが、キヤノン RFマウント APS-C「EOS R10」レビューとサンプル画像を掲載しました。「EOS R10」は小型軽量で使い回しも良好で素晴らしい色味、素敵で鮮明な画像を実現していると評価しています。
EOS R10の長所
- 小型軽量
- 高速高精度AF
- 被写体認識AF (人・動物・乗り物)
- DIGIC X プロセッサ
- 素晴らしい 236万ドット OLED EVF
- 6Kオーバーサンプリングから生成した4KUHD動画
- 4KUHD動画から830万画素の静止画の切り出し
- 直感的なハンドリング
- YouTube ライブストリーミング
- スマートフォンとコネクト
- クラウドサービス (image.canon) にWi-Fi経由で直接アップロード可能
EOS R10の短所
- 防塵防滴仕様ではない
- コンパクトレンズ群がカバーする焦点域が限定的
- 比較小さいバッテリー
- SDカードスロットが、1スロットのみ
4つ星を獲得し " お勧めカメラ " に選出しています。「EOS R10」は小型軽量な旅行・Vlogカメラであり満足いく使いこなしが可能であると選出理由を挙げています。※handles beautifully を満足いく使いこなしと訳しました
評価・結論
「EOS R10」は、とても人気を博し易いカメラであると第一声。ハンドリングが良好で丈夫に作られている感じがあり、素晴らしい色味、鮮明で素敵な画像を実現していると評価。 動画は、比較的簡単に良好な品質が得られるとのこと。加えてビデオグラファーやVloggerのニーズにしっかり考慮した接続性のレベルも印象的であると解説。YouTubeへのライブストリーミングは面白そうと語っています。
マイナスポイントして防塵防滴仕様ではない事を挙げており、旅行/Vlogカメラにとって非常に関連性のある機能を省略しているように見えると指摘。
現時点でRF-Sレンズラインアップが限定的で、フルサイズ用のRFレンズも使用可能であるが、APS-Cセンサーを搭載したスリムボディの「EOS R10」と比べると、かなりオーバーサイズになってしまうと苦言。マウントアダプターを使用する事で EF/EF-Sレンズも使用可能なる事にも触れています。
現時点で2本ラインアップしているRF-Sレンズについて、2本のRF-Sレンズの光学品質に関して疑問を呈しています。「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」のワイド側は非常にソフト描写で、2本のレンズの中で「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」の方がより優れたレンズであり私の「EOS R10」用レンズの選択肢となると説明。「RF-S18-45mm」との組み合せで最適な絞りで撮影すると非常に心地良い鮮明な画像が撮影可能とのこと。
ISO感度耐性
ノイズに関しては個人差があると前置きしながらも、ISO25600まで異を唱えるユーザーはごく少数かもしれないと掲載。ISO3200までノイズの侵入がなくシャープで綺麗な画像とのこと。ISO6400とISO12800では、ノイズが入り始めるものの充分に制御されていると解説。ISO25600でノイズが目立ち始め、テストチャートのブロックの周辺部分がソフト描写になる模様。しかしナイトクラブや夜のイベントなどにおける撮影では許容範囲だろうとしています。