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キヤノン 2023年Q1 レンズ交換式カメラ販売台数 前年同期比で29%増

キヤノンより一足早くキヤノンマーケティングジャパンが本日4月25日に 2023年12月期第1四半期決算 (2023年1月~3月実績) を発表しました。資料にレンズ交換式デジタルカメラの台数ベースの前年同期増減率が掲載されており、前年同期比で29%増の販売台数だった事が明らかに。

RF100-300mm F2.8 L IS USM

補足資料(PDF)を見てみると、台数ベースのレンズ交換式デジタルカメラの前年同期増減率が掲載されており、2023年Q1は29%増で好調である事が伺えます。まだQ1が終わったばかりですが、現時点で年間の見通しを " 11% " を上回るペースである事も確認できます。

レンズ交換式デジタルカメラについては、新型コロナウイルス感染症による制約が徐々に緩和されたことによる撮影機会の増加や、2022年12月に発売した「EOS R6 Mark II」、2023年3月に発売した「EOS R50」等のEOS Rシリ ーズの増加により、売上は堅調に推移しました。※決算短信より

2023年4月25日現在の供給不足リストを見てみると、供給不足状態なのは一部の交換レンズのみで、レンズ交換式カメラは供給不足を解消し需要と供給のバランスが取れている事が分かります。なのでキヤノンは、Q2もカメラの販売台数を好調に伸ばしていきそうな予感。レンズの方はどんどん市場投入されつつあり、キヤノン・ユーザーさんはいくらレンズ資金を貯めても足りない状況ではないでしょうか。

明日4月26日はキヤノンの決算発表 (2023年1月~3月) が行われるので、カメラ事業の詳細がさらに分かるのではないでしょうか。