キヤノン「カメラ事業は競争激化のため販促投資の継続もしくは高まる」
キヤノンは先日 2024年12月期 第3四半期 決算 (2024年7月~9月実績) 発表を行いました。説明Q&A要約資料(PDF)を追加公開し、カメラ事業について興味深い発言をしているので一緒に見てみましょう。
Q5.カメラの第3四半期の状況と第4四半期以降の見通しを教えてほしい。
A5. 若者のカメラブームで伸びている中国など、他社も含めて当初想定していたより市場が伸びている一方で、競争が激しくなり数量を伸ばすための販促投資も掛かるようになってきた。第4四半期は商戦期のため、この傾向が継続またはより高まると見ている。 ※決算発表資料(ノート付き)より
販促投資によってどのくらい数量が変わってくるのか気になるところですが、キヤノン「EOS R5 Mark II」を投入し、11月は「EOS R1」の発売を予定しているだけに宣伝だったりキャンペーンだったり攻めたマーケティングをしてくるのではないでしょうか。第4四半期はカメラ市場において、もっとも収益が期待できる四半期。日本ではクリスマス・年末年始商戦、海外はホリデーシーズンを控えています。
キヤノンは今回の決算発表でイメージングの第四半期の売上・営業利益が増大する事を見込んでいます。