キヤノンは、今のところミラーレスのプロ機の計画はない
Mirrorless Rumors が、キヤノンはEOS Mでミラーレス市場に参入するものの、今のところミラーレスのプロ機の計画はしていないとインタビューで応えていると伝えています。元ネタは、DSLR Magazineのインタビュー記事だそうです。
- DSLR Magazineが、キヤノンヨーロッパのリチャード・シェパード氏(シニアプロダクトスペシャリスト)にインタビューを敢行している
- 富士フイルムやソニーと違って、キヤノンはミラーレス Mシステムでミラーレス・プロ市場に参入する計画がないことを明らかにした
- おそらくキヤノンは、ソニーや富士フイルムがフルサイズ・ミラーレス機を2013年に市場に投入するまで市場の反応を見るために様子見するようだ
以前同じシェパード氏が、インタビューでミラーレス機で内蔵EVFの予定もなければ、EF-Mレンズロードマップも公開する予定はないとコメントしていたのは記憶に新しいところ。
あれっ…富士フイルムってフルサイズのミラーレス機の噂ってありましたっけ? ソニーはフルサイズコンパクト機 RX1も発表して、スチールカメラとしてのフルサイズNEXの機運が高まっていますけど。
この記事の文面を見る限りプロ機の定義は、プロ機=ミラーレス・フルサイズ機の事を指しているようなので、EOS-Mのハイエンド機は市場に投入されるのではないでしょうか♪ 元々噂では、エントリー機とハイエンド機は予定されていると言われていますから。
元記事DSLR Magazineのインタビュー記事を見てみると、どうやらキヤノンにとってミラーレス世界市場はまだまだ小さい市場と判断していて、日本と欧州ではミラーレス市場拡大スピードも違っているとコメントしていますから、プロ機は時期尚早と判断しているのではないでしょうか。