フォクトレンダー HELIAR classic 50mm F1.5 VM 発表 クラシカルな写りを現代に
コシナが、ライカMマウント互換VMマウントレンズ「フォクトレンダー HELIAR classic 50mm F1.5 VM」を発表しました。現代レンズにないクラシカルな写りを追求した単焦点レンズとのこと。2021年9月発売予定、希望小売価格は90,000円+税となっています。
フォクトレンダー HELIAR classic 50mm F1.5 VM 基本スペック
- 焦点距離 : 50mm
- 口径比 : 1 : 1.5
- 最小絞り : F16
- レンズ構成 : 3群6枚
- 画角 : 45.9°
- 絞り羽根枚数 : 10枚
- 最短撮影距離 : 50cm
- 距離計連動範囲 : ∞~0.7m(カメラにより異なる)
- 最大径×全長 : φ56.5×41.9mm
- フィルターサイズ : φ49mm
- 質量 : 255g
- レンズフード : 専用ねじ込みフード付属
- コーティング : SC(シングルコーティング)
「フォクトレンダー HELIAR classic 50mm F1.5 VM」は、外観はクラシックなものの最新の光学設計を施した " Vintageライン " ではなく、クラシックレンズの味わいを最新技術で再構成(再現)した " classicライン " の単焦点レンズになります。
HELIAR (ヘリアー) は3群5枚が基本的なレンズ構成になりますが、この「HELIAR classic 50mm F1.5 VM」も3群構成を維持しており3群6枚で現代レンズにないクラシカルな写りを追求しているとのこと。あえて各種収差を描画表現として残した光学設計となっており、クラシカルなボケ味も楽しめるF1.5単焦点レンズに仕上がっています。
開放時はクラシックな描画を味わう事が可能でF4まで絞り込むとフォクトレンダー製VMマウント50mmレンズと同等の性能を発揮するように仕上げてある模様。
外観は上記の製品画像を見て分かると通りクラシックで、マニュアルフォーカスリングは確実なピント操作が可能となっており " 滑らかな操作感覚のフォーカシング " と表現しています。鏡筒はアルミ製、フォーカス目盛りリングは真鍮にニッケルメッキを施し、マニュアルフォーカスリングはダイヤ型のローレットパターンを採用しているそうです。