フォクトレンダー NOKTON 50mm F1 発表 VMマウントレンズ
コシナが、ライカMマウント互換VMマウントレンズ「フォクトレンダー NOKTON 50mm F1 Aspherical」を発表しました。2022年1月発売予定。希望小売価格は225,000円+税とのこと。
NOKTON 50mm F1 基本スペック
- 焦点距離 : 50mm
- 口径比 : 1 : 1
- 最小絞り : F16
- レンズ構成 : 7群9枚
- 画角 : 47.8°
- 絞り羽根枚数 : 12枚
- 最短撮影距離 : 90cm
- 距離計連動範囲 : ∞~0.9m(カメラにより異なる)
- 最大径×全長 : φ73.6×55.0mm
- フィルターサイズ : φ62mm
- 質量 : 484g
- レンズフード : リバース可能フード付属
フォクレンダーのフルサイズ対応レンズとして最もF値が明るい " F1.0 " を実現した大口径標準単焦点レンズになります。製品ページで「絞り開放のF1では、メリハリの効いた合焦面の描写に加え、極めて大きなボケ味が楽しめます。」と表現しているので、全体的に緩い描写ではなくピントの合っている箇所はシャープネスが高い事が伺えます。F1.0レンズだけに美しく滑らかなボケ味に期待したいところ。
レンズ構成図
レンズ構成は7群9枚で、自社生産のGA(研削非球面)レンズ1枚と非球面レンズ1枚を採用しています。絞り羽根は12枚で「アウトフォーカス部分が自然な描写で、点光源なども多角形ではなく丸くやわらかなボケとなります。」と表現しています。製品ページ下部にサンプル画像が5枚掲載されており、ピントの合った箇所のシャープネスとアウトフォーカスのボケ味の仕上がり具合が確認可能。
コシナはVMマウントで「NOKTON 50mm F1.2 Aspherical」をラインアップしており、どのくらい個性が違うF1.0大口径単焦点レンズに仕上がっているのか気になるところ。希望小売価格は大きな差があり「50mmF1」が225,000円+税、「50mmF1.2」が135,000+税となっています。
将来的にEマウント用「NOKTON 50mm F1 Aspherical」も登場する可能性はあるのでしょうか。