東芝が、スマホ/タブレット用 1300万画素センサーを発表 240fps ハイスピードHD動画
東芝が、スマートフォン/タブレット用 1300万画素 裏面照射型CMOSセンサー「T4K82」を発表しました。 240fps のハイスピード フルHD動画が撮影可能で、3月サンプル出荷、量産開始は9月とのこと。
- 画像の明るさを最大4倍に高める「ブライトモード」を搭載しており、明るく高画質なフルハイビジョン動画を毎秒240フレーム相当で撮影が可能
- スマートフォンやタブレットに使用することにより、スポーツなどの動きのある動画のスロー画像を高画質で見ることが可能
- 電源回路の省電力化を実現する新設計技術により、消費電力を18%低減
基本的なスペックは…
- 品番 : T4K82
- 最大出力画素数 : 13メガピクセル
- 光学フォーマット : 1/3.07インチ
- 画素ピッチ : 1.12マイクロメートル / 裏面照射型
- 推奨モジュールサイズ(縦×横): 8.5 mm × 8.5 mm
- サンプル価格 : 1,500円
- 量産時期 : 2014年9月
- 量産規模 : 200万個/月
Full HD動画(1920 × 1080)は、ブライトモード(インターレース出力)で240fps、通常モード(プログレッシブ出力)で120 fpsで撮影可能のようです。加えてこのインターレース画像は、東芝が提供するプログラムをスマートフォンなどの機器上で処理するることにより、劣化を抑えたプログレッシブ画像への変換が可能だそうです。
東芝製センサーがニコン D7100やD5200などに採用されて以来、徐々に注目を浴びつつあり、撮影後にピントの位置を合わせる事が可能なカメラモジュール「TCM9518MD」を発表し、今回は高速動画撮影技術を搭載センサーで、デジタル一眼レフからスマートフォン用まで幅広く、今後も様々な登場してきそうな気配です。