ポラロイドがGoProを提訴 Hero4 SessionがCUBEのデザインをパクった?
ウォールストリートジャーナルが、ポラロイド(C&Aマーケティング)が、キューブ型のアクションカメラのデザインを巡りGoProを提訴したと伝えています。両社ともにキューブ型のアクションカメラ ポラロイド CUBE と GoPro Hero4 Session を展開しています。
- ポラロイドカメラ・メーカーのC&Aマーケティングが、GoProのキューブ型カメラが自社の特許を侵害しているとしてニュージャージー州ニューアークの連邦地裁に提訴した
- カメラの新旧企業間の係争がGoPro最新製品に新たな問題を投げかけた格好
- C&Aは5月にこのカメラの米国特許を取得していて、GoPro Hero4 Sessionが模倣していると訴えている
- C&Aは地裁にHero4 Sessionの販売差し止めを求めたほか、Hero4 SessionからGoProが取得した利益を含む金額の支払いを請求している
- GoProは、3月に取得した欧州連合(EU)のデザイン特許を送り、現在は昨年出願した米国特許の許諾を待っている状況だとコメントし、れ以上のコメントは控えた
GoPro HERO4 Sessionは2015年7月に発表されましたが、発表当時から " ポラロイド CUBE " を連想された方も多く、今後の展開が注目されます。ただこのキューブ型の意匠がどこまで認められるの気になるところです。C&Aが提出した特許には、このキューブ状のイラストが7つ掲載されているそうで、シンプルで曖昧であるとの見方もあるようです。