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GPixelが、世界最大裏面照射型センサー(61.44mm)を開発 3770万画素 画素ピッチ10um

Image Sensors Worldが、GPixelが、世界最大の裏面照射型(BSI)センサー「GSENSE6060」を開発したと伝えています。サイズは61.44mmx61.44mm、画素数は3770万画素、画素ピッチは10umx10umとのこと。

この世界最大の裏面照射型(BSI)センサーは、2018年6月10日~15日まで米国で開催されるSPIE Astronomical Telescopes + Instrumentationでお披露目する予定である事も告知しています。中判センサーより大きなサイズで、6x6的な感じでしょうか。

少し話は変わりますが、GPixelをネット検索をかけてみると中国企業で昔からタワージャズと関係がある事が伺えます。※2015年のタワージャズのプレスリリースにGPixelの名が登場。加えてタワージャズは、2018年中旬あたりからBSIセンサーの量産を開始する予定で…

最近では、中国の長春市で裏面照射(BSI)製造におけるパートナーシップをYuanChen Microelectronics(YCM)と締結し、タワージャズが製造する8インチCISウェハにBSIプロセスを提供できるようになりました。このパートナーシップにより、タワージャズは、2018年中頃より高度なBSI技術を用いた量産サービスを世界中のお客様に提供することができます。さらに、タワージャズはBSIと12インチウェハ上の積層技術を開発しました。これはハイエンドカメラ 市場とハイエンドセキュリティ市場向けの当社の次世代のプラットフォームとして提供する予定です。※タワージャズ ニュースレターより

…と掲載し、先日大手DSLRカメラ・サプライヤーとのプロジェクトが始まる事も示唆しています。