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「デジタルカメラ」「レンズ交換式カメラ」「CMOSセンサー」2017年世界シェア

日本経済新聞が、2017年の世界71品目市場シェアを調査した結果を掲載しました。その中に「デジタルカメラ」「レンズ交換式カメラ」「CMOSセンサー」が含まれており、どの日本メーカーが世界市場を形成しているのでしょうか。

CMOSセンサー世界シェア ※出典 英IHSマークイット

CMOSセンサー世界シェア
  1. ソニー 52.2%
  2. サムスン電子 19.1%
  3. オムニビジョン・テクノロジーズ 11.4%

以前登場したセンサー市場シェア報道記事は、2016年 ソニー 25.6%、サムスン 22.6%で、市場の売りが上げの50%をソニーが占めていると伝えていましたが、今回の市場シェア調査ではシェア自体もソニーが市場の過半数を占めている事が確認できます。

デジタルカメラ ※日経推定

デジタルカメラ世界シェア
  1. キヤノン 43.4%
  2. ニコン 25.7%
  3. ソニー 20.0%

このところソニーが数ヵ国でフルサイズ市場シェア1位を奪取した情報を目にする事があると思いますが、お馴染みの順番になっています。レンズ交換式カメラを含めたシェアなのかどうか気になるところです。この3社でデジタルカメラ世界市場の89.1%を占めています。

レンズ交換式カメラ ※出典 日経推定

レンズ交換式デジタルカメラ
  1. キヤノン 49.1%
  2. ニコン 24.9%
  3. ソニー 13.3%

レンズ交換式カメラもキヤノンが、ほぼ過半数に近いシェアを獲っている事が確認できます。フルサイズだけではなく、APS-Cセンサー搭載 レンズ交換式カメラも含まれるので、キヤノンの牙城はまだまだ崩せていない感じです。

シェアに関しては調査会社によって違ってくる事も多いですが、ひとつの指針になるのではないでしょうか。