カシオが、カメラ技術を活かした新規ビジネス創出を示唆 医療とライセンスビジネス
カシオは2018年5月にコンパクトデジタルカメラ市場から撤退する事を発表し、公式Twitterが愛用者から感謝のメッセ―ジで埋め尽くされ話題になりましたが、2019年3月期第2四半期決算資料の中でこれまで培ってきたカメラ技術を活かした新規ビジネス創出の可能性を示唆しています。
画像処理モジュールのライセンスビジネス
端末事業をやめたカシオは、カメラ技術を活かした画像処理モジュールのライセンスビジネスの計画している事が伺えます。" 美顔機能 " を例に挙げていて自撮り需要に狙いを定めている様子。
ダーモスコピー・医工連携による画像診療イノベーション
医療分野はどのカメラメーカーも参入しつつありますが、カシオもこの方向性に行く模様。培ってきたデジタルカメラ技術を活かし、トップドクターとの共創によって新規事業に転換するとなっており、光学技術から画像・画質処理技術、そしてAI技術も積極的に展開していく事が伺えます。
事例となっているので今後もカメラ技術を活用した様々な展開があるのではないでしょうか。