NAB2020 4月開催中止を告知 代替案を検討中 フォトキナは現時点で開催を予定
NAB2020 (4月18日~22日)が開催中止を告知しました。今のところ4月開催を見送るスタンスで今年開催の可能性を残しています。あと現時点でフォトキナ2020 (5月27日~30日)は開催予定で準備を進めています。
これまでNABは新型肺炎の影響を注視しながらも開催予定である事を告知していましたが、米国でも新型肺炎の影響が広がりつつあり、ニコンやアドビが出展中止を発表しその動向に注目が集まっていました。プレスリリースを見る限り、4月開催を見送ったカタチを取っており代替案を検討中とのこと。今年後半開催の可能性を残していますが、新型肺炎終息の見通しが立たなければ次回は来年以降の可能性も。
プレスリリースの下部にQ&Aを掲載していて、代替案を検討中であらゆる可能性を模索しており現時点で何も決まっていない事が伺えます。メインのNABはラスベガスで開催されますが、10月にニューヨークで開催する「NAB NEW YORK」は予定通り2020年10月21~22日に開催予定である事を掲載。ひょっとするとこちらに集約し開催する可能性があるのかなと想像してしまいました。
イベントに訪れるユーザーをはじめ、出展企業や交通機関・施設そして行政など様々な利害が絡むので調整が困難な事は想像に難くありません。
2月29日の付けのデジカメWatchの記事で予定で通り開催予定である事を明らかにしていましたが、3月10日に公式サイトに新たなプレスリリースを掲載しています。現時点で参加者全員の健康が最優先事項としながらも開催に向け準備を進めているとのこと。予防策として消毒剤を提供し、会場は頻繁に清掃を行い、医師と救急隊員を配備し即座に対応する模様。※Update : フォトキナも開催中止を決断しました。
ちなみにWHO(世界保健機構)が、ついにパンデミックを表明したので、フォトキナも開催中止になる可能性があり今後の動向に注視する必要がありそうです。