Samyang AF 24mm F1.8 FE 発表 風景および天体写真向けに設計した事をアピール
Samyangが、Eマウント フルサイズ AF対応 広角単焦点レンズ「AF 24mm F1.8 FE」を発表しました。小型軽量ながらも風景および天体写真向けに設計にした事を特長に挙げています。
Samyang AF 24mm F1.8 FE
製品ページを見に行くとまず飛び込んでくるのは " 天体写真のための傑作品 " という文言。球面収差やコマ収差を最小限に抑えた設計により高解像性能を表現し、誰もが簡単に夜空の撮影を楽しめるように新機能「LEDインジケータ」と「カスタムモード」を搭載した事をアピールしています。
基本スペック
- 焦点距離 : 24mm
- F値 : F1.4-22
- レンズ構成 : 8群11枚 (非球面レンズ2枚、HRレンズ3枚、EDレンズ2枚)
- コーティング : UMC
- 最短撮影距離 : 19cm
- 最大撮影倍率 : 0.21倍
- 絞り羽根 : 9枚
- フィルター径 : Φ58.0mm
- 最大径x長さ : Φ65.0 x 71.5mm
- 画角 : フルサイズ 83.7˚ / APS-C 60.9˚
- 質量 : 230g
- AFモーター : リニアSTM
- 防塵・防滴に配慮した設計
レンズ構成図
非球面(ASP)レンズ2枚、HR(高屈折率)レンズ3枚、ED(特殊低分散)レンズ2枚を採用。開放F値1.8から優れたイメージ描写を表現し、球面収差とコマ収差を最小限に抑え、星空や夜景の撮影時にも点光源の像がにじむことなく天体の撮影性能を発揮すると掲載しています。
MTFチャート
天体写真に理想的なオートフォーカス広角単焦点レンズに仕上がっている事を掲載しており、 新機能「LEDインジケータ」と「カスタムモード」を搭載した事により、フォーカスホールドボタンでカスタムモードを活性させると、LEDインジケータの点滅後に、自動的にフォーカスが無限遠の位置に移動するとのこと。※焦点距離のカスタマイズは可能な模様
上記のような「AF 24mm F1.8 FE」プロモーションムービーも公開。Masterpiece for AstroPhotography / 天体写真決定版と称し、「LEDインジケータ」と「カスタムモード」新搭載をアピール、そして天体写真にとって理想的なAF性能を発揮する広角単焦点レンズ仕上がっている事を謳っています。
国内販売代理店はケンコー・トキナーですが、今回の「AF 24mm F1.8 FE」は天文特集でお勧めレンズとして紹介される事になるのでしょうか。