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シュッピン(マップカメラ)年間決算発表 過去最高の売上高と営業利益を達成

シュッピン(マップカメラ)が年間決算を発表しました。主力であるカメラ・時計ともに見通しを上回り過去最高の売上高と営業利益を達成したとのこと。

年間決算
  • 売上高 … 434億5,300万円
  • 営業利益 … 31億4,000万円

シュッピンは、マップカメラ・GMT / BRILLER (時計)・KINGDOM NOTE (筆記具)・CROWN GEARS (ロードバイク)・EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com (フォトシェアリングサイト) を展開していますが、現時点でカメラと時計が主力であり双方 需要が想定を上回ったとのこと。

カメラ市場に関してはフルサイズミラーレスへの移行が本格化した事と、以前からECサイトに注力していたので好調を持続している事が伺えます。時計もロレックスなどの高級機械式時計は投機対象にもなっているので価格が高騰し追い風になっている事が伺えます。

事業別の売上高を見てみると…

事業別売上高
  • カメラ事業 … 279億400万円
  • 時計事業 … 143億6,400万円

カメラ事業と時計事業が主力事業である事が伺え、両事業は新製品だけでなく中古品も扱っているのでそこも強みとなっています。

カメラ市場

カメラ市場の分析が興味深く、フルサイズミラーレス機への本格移行は業界が活性化されカメラ専門店への追い風となるとのこと。量販店からマップカメラのような専門店への新規顧客への流れ込みも期待しており、最近自分もマップカメラでカメラと交換レンズを購入しました。コロナ禍でもカメラメーカーは積極的に新型カメラ&レンズの投入を続けており、買い替え需要により中古市場も活性化している事が伺えます。

シュッピン(マップカメラ)の決算発表資料を見ると、カメラメーカーとは違う視点から見えてくるカメラ市場を感じます。