CP+2024 CIPA カメラとレンズの2024年出荷見通しを明らかに
CP+2024 (2月22日～25日) が盛況のうちに終了しました。その初日にCIPA(カメラ映像機器工業会)が「CIPAデジタルカメラマーケット・セミナー」を公開しており、その中で2024年におけるデジタルカメラと交換レンズの出荷見通しを明らかにしています。
2024年 出荷見通し
- デジタルカメラ … 741万台 (レンズ交換式カメラ589万台 / レンズ一体型カメラ152万台)
- 交換レンズ … 957万本
すでにCIPAはCP+開催前に2023年デジタルカメラ生産出荷統計データを公開済みで、今回2023年の出荷見通しを明らかにしました。上記のスクリーンショットを見ると今年は、2023年出荷実績と比べると微減といった感じでしょうか。
2023年11月～12月の実績が低調だった事が影響し慎重すぎる見通しになっているのかもしれないとコメント。
これ以降はデジカメライフ雑談になります。
カメラ市場においてQ4(10月～12月)は一番収益を見込める時期なので、上記のような慎重な見通しになっている印象です。ここ数年のカメラやレンズの販売単価が上昇傾向にあり販売台数微減の影響を相殺しているのではないでしょうか。
2023年の平均出荷単価を見てみるとミラーレスカメラは少し下がっていますが、国内では為替の影響なのか2023年も値上げされ続けた印象があります。今年の新製品ならびに既存製品の国内価格がどうなるのか気になるところ。