エプソンが、ULTIMICRON 新型EVFを発表 0.48型 236万画素 にスペックアップ
エプソンが展開するEVF ULTIMICRON(アルティミクロン)の第3弾にあたる新型EVFを発表しました。236万画素の高精細パネルに進化していて、9月18日から開催されているフォトキナに出展しています。
- デジタル一眼カメラなどで用いられる電子ビューファインダー向けに、0.48型でXGA解像度(1,024×RGB×768)、約236万画素の高温ポリシリコンTFTカラー液晶パネル「ULTIMICRON(アルティミクロン)」を開発
- エプソンの「ULTIMICRON」は、1枚の液晶パネルでフルカラー表示が可能な、究極の精細感と鮮やかさを両立した極小のディスプレイ
- 豊かな階調表現や自然なボケ味を再現でき、また、カラーフィルター方式の採用により、動きの速い被写体撮影や、流し撮りの際に他方式で発生しがちなカラーブレークアップ現象1を発生させない
ミラーレス機で欠かせないひとつにEVFの出来があるのではないでしょうか。エプソンはミラーレス市場の初期段階からEVFを提供し続けていて、順当な進化を続けているメーカーでもあります。特にオリンパスのマイクローサーズ機の内蔵・外付けEVFで有名ですね。
EVFに求められていることは、出来る限り光学ファインダーに近づく事(?)だと思いますが、進化する度に液晶特有のドット感は薄れてきている気がします。しかもEVFはスペックだけではすべてを語ることは出来なくて、現行のソニーのEVFはスペックは高く、オリンパス OM-D E-M5に内蔵されているエプソンのEVFはスペック的にはソニーのEVFに負けていますけど、技術がこなれて決して負けていないEVFとなっています。
そして今回のULTIMICRON(アルティミクロン)第3弾が、その後継EVFにあたる訳で、このニュースを見て「これオリンパス OM-D E-M5に組み込まれていた良いのに…」って思わず思ってしまいましたよ。
オリンパスは、外付けEVFの新型の噂もありますから、ひょっとするこの新型EVFを採用してくるのかもしれませんね。