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富士フイルムが、X100S を日本国内で正式発表

富士フイルムが、新たにX-Trans CMOS II センサーを採用したFUJIFILM X100S (X100後継機)を国内で正式発表しました。2013年2月16日発売で、店頭予想価格は130,000円前後だそうです。

富士フイルム X100S
  • 撮像素子 : 1630万画素 APS-C X-Trans CMOS II センサー
  • 描画エンジン : EXRプロセッサー II
  • レンズ : 23mm F2 (35mm換算 35mm) 6群8枚 (非球面1枚)
  • 絞り : F2~F16 1/3EVステップ (9枚羽根)
  • 撮影距離 : 標準 約50cm~∞ マクロ 約10cm~2.0m
  • ISO感度 : ISO200~6400 拡張でISO100/12800/25600
  • 測光方式 : TTL256分割測光 マルチ / スポット / アベレージ
  • 露出制御 : プログラムAE / 絞り優先AE / シャッタースピード優先AE / マニュアル露出
  • 露出補正 : -2.0EV~+2.0EV 1/3EVステップ
  • シャッタースピード : 30~1/4000秒
  • 高速連射 : 6コマ/秒
  • AF方式 : インテリジェントハイブリッドAF TTLコントラストAF / 位相差AF
  • OVF : 視野率約90%
  • EVF : 0.48型 約236万ドット 視野率約100%
  • 背面モニタ : 2.8型低温ポリシリコンカラー液晶モニター 約46万ドット
  • HD動画 : 1920×1080 (60フレーム/秒、30フレーム/秒)
  • サイズ : 126.5 x 74.4 x 53.9mm
  • 重量 :  405g (バッテリー、メモリーカード含まず)

先日英国富士フイルムがニュースリリースをフライング掲載してしまい、CES 2013に連動して海外で彩色発表、そして日本国内でも正式発表されました。

今回のX100S は、X200にしても良い位の進化を感じる機種に仕上がってるかと♪ まず1630万画素 APS-C X-Trans CMOS II センサーが採用されたことが挙げられますが、X-Pro 1 や X-E1と同じセンサーかと思いきや " II " という文字で分かる通り2世代目にあたる新型センサーであることがポイント高いですよね。

しかもX100Sは全機種X100と比べると、X-TransセンサーとEXRプロセッサー IIの組み合わせの恩恵で30%もノイズが減っているそうで、かなり描画性能が上がっているのが伺えます。これにくわえてローパスレスになった事で解像度も上がっていることでしょう。

AFも増面位相差AFを採用して0.08秒の高速AFを実現しているところもポイント高いし、EVFもドット数が236万ドットになり平均的な仕様になって使い易そうな予感。あと好評だったOVF/EVFのハイブリッドビューファインダーは健在です♪

今回マニュアルフォーカス用に「デジタルスプリットイメージ」を採用したのも大きなニュースではないでしょうか。X-Trans CMOS IIセンサーに組み込んだ位相差画素を活用した機能だそうです。 スペシャルサイトの方でこの「デジタルスプリットイメージ」の詳しい説明が掲載されています。これに加えてフォーカスピーキング機能も搭載されていますから、このX100Sのターゲット層が見えてきますよね♪

日本ではおそらく1月31日から横浜で開催されるCP+ 2013で初お披露目になると思いますけど、おそらくタッチ&トライ・コーナーは長蛇の列になることでしょう。50分ぐらいで触れれば御の字かも…w