富士フイルム X-T1 グラファイトシルバーを発表 12月に新ファームウェアも公開
富士フイルムが、X-T1 グラファイトシルバー エディションを正式発表しました。 2014年11月発売予定、価格は本体のみでフジフイルムモールで177,660円(税込)となっています。このグラファイトシルバーは電子シャッター 1/32000秒などを採用しノーマル X-T1よりも機能強化されたモデルのようです。そして12月にX-T1の大規模(?)ファームウェアアップデートが予定されていて、その内容が発表されています。
富士フイルム X-T1 グラファイトシルバーエディションが新たに採用した機能
- ボディの質感に徹底的にこだわり、塗装・焼付けの工程を3度繰り返す多層塗装を施したグラファイトシルバーエディション
- 最高速度 1/32000秒の電子シャッター搭載
- 新フィルムシミュレーション「クラシッククローム」
- リアルタイム・ビューファインダーの表示モード「ナチュラルライブビュー」を搭載
- 本モデル限定の、やわらかく手に馴染む高級本革ストラップ、アルミ製のホットシューカバーを同梱
12月リリース予定のX-T1新ファームウェアアップデートの内容は…
- AFエリアダイレクト選択 … フォーカスエリアの選択が、ファンクションボタンを押すことなく、十字キーでダイレクトに行えるようになる
- AE-L(露出固定)/AF-L(フォーカス固定)… ボタンの機能入れ替え AE-L/AF-Lボタンの機能を入れ替えること可能になる
- マニュアルフォーカス時にフォーカスエリアのサイズ変更 … マニュアルフォーカス撮影において、AF-LボタンでワンプッシュAFを行う際のフォーカスエリアのサイズが変更できるようになる
- マクロモードダイレクト選択 … 「マクロ」機能のON/OFFを、メニュー画面を経由せず、ダイレクトに行えるようになる
- Qメニューのカスタマイズ … 使用頻度の高いメニューが一覧表示され、各項目に素早くアクセスできるQメニューにおいて、表示する項目やその並び順を変更可能になる
- 動画フレームレート選択 … これまで選択できた60fpsと30fpsに加え、50fps、25fps、映画のような表現効果が得られる24fpsの3種類のフレームレートを選択できるようになる
- 動画マニュアル撮影 … 動画撮影時に、あらかじめお好みのISO感度、絞り、シャッタースピードを設定可能になり、絞り、シャッタースピードは動画撮影中にも変更可能
- ワンプッシュAFの位相差AF対応 … マニュアルフォーカス選択時にAF-LボタンでワンプッシュAFを行う際、高速な位相差AFが機能するようになる
- 測光エリアのフォーカスエリア連動 … スポット測光選択時、測光エリアとフォーカスエリアの位置を連動させることが可能になる
- プログラムシフト設定領域の拡大 … 最長4秒のシャッタースピードまでプログラムシフトが可能になる
このX-T1 グラファイトシルバーには、同時発表されたX100T同様に電子シャッターが搭載されていて、少しノーマル X-T1と差別化が図られている印象です。
そして気になるのが、12月リリース予定のX-T1 新ファームウェアアップデートではないでしょうか。富士フイルムは、ファームウェアで機能強化する戦略できていますから今回予定されているファームウェアは色々な機能に手が加えられる事が分かります。