富士フイルム X-T3 やはりボディ内手ブレ補正機構(IBIS)は搭載されない？ 時期尚早？
富士フイルム X-T3は9月に開催されるフォトキナ 2018に向けた発表が期待されています。X-H1にボディ内手ブレ補正機構(IBIS)が搭載されたもののX-T3には搭載されない情報(噂)が登場済みですが、Fuji Rumorsがまとめ記事というかコラムを掲載しました。
現行のボディ内手ブレ補正機構(IBIS)を組み込むにはX-H1のボディサイズが必要で、この辺のところは富士フイルムがインタビュー記事・動画などで明らかにしています。現行のX-T2に組み込む事は難しく、内部を再構成する必要があり現時点でIBISユニットを搭載するには、X-H1のボディサイズが必要とのこと。画質に悪影響を及ぼさないように熱管理する事も考慮に入れたサイズの模様。
X-T3がX-T2と同じぐらいをボディサイズを維持していた場合、X-H1のIBISユニット大き過ぎ、X-T2を気に入ったほとんどX-T2ユーザーは現時点でカタチ的にも機能的にも完璧なカメラと考えていて、IBISのためにボディサイズを犠牲にしたくないかもしれないとコメントしています。
X-T2のボディにIBISユニットを搭載する事は現時点で不可能であるものの、 Fuji Guy Billy氏(富士フイルムの中の人)がインタビューで将来的に技術改良が施され小型化を実現する方向性を示唆している事を挙げ、いずれ小型ボディにもIBISユニットが搭載される事にかなり楽観的である考えも掲載。
ただしX-H1は発売されわずか5～6ヶ月ぐらいしか経っておらず、X-T3にIBISユニットが掲載される事は時期尚早と考えている模様。小型化したIBISユニットを搭載したX-T3があと2ヶ月で発表されるとは思えないと結論付けています。
X-T3は素晴らしいカメラに仕上がっていると思うが、IBISが必要な場合、入手すべきカメラはX-H1であると記事を締めています。