富士フイルム「X-S10」は、この価格帯のカメラを買うなら素晴らしい選択肢
ePHOTOzineが、富士フイルムのXマウントの新機軸ミラーレス機「X-S10」レビューとサンプル画像を掲載しました。小型な機種ながらもハンドリングが素晴らしく、上位機種と差別化されている箇所はあるものの高い静止画・動画性能を実現していると評価しています。
X-S10の長所
- モード(PASM)ダイヤルとデジタル一眼レフ(DSLR)スタイルは多くの人へのアピールになる
- 素晴らしい画像と動画品質
- 素晴らしいハンドリング
- 抜群の費用対効果
- バリアングル式モニタ
- マイクとヘッドフォン端子
X-S10の短所
- 「X-T4」ほどのバッテリーライフはない
- EVFのアイカップはもう少し深ければ
4.5星を獲得し、かなりお勧め機種に選出しています。「X-S10」は、素晴らしい画像と動画品質を実現し、ハンドリングも素晴らしく、すこぶるパフォーマンスを発揮していると選出理由を挙げています。
素晴らしいハンドリングを実現したデジタルカメラを探しているが、カメラに2,000ポンドも払いたくない時、富士フイルム「X-S10」の価格は1,000ポンド前後で素晴らしい選択肢と成り得ると解説。あとは購入する交換レンズによって999ポンドになったり1,299ポンドになる事も説明しています。
Xマウントは2012年から展開しているので幅広い交換レンズをラインアップしている事も利点の1つに挙げています。あと欠点も挙げていますが、比較的些細な苦情であるとも最後に付け加えています。
「X-S10」は素晴らしいハンドリングを実現し、手にすごく馴染む模様。加えてコマンドダイヤル、ISOボタン、Qボタンによって設定を素早く簡単に変更できるコントロール性を実現しているので、設定変更に時間を費やすことなく、より多くの時間を撮影に費やす事ができると評価。
フラッグシップ機である「X-T4」と同じ素晴らしい画像品質を実現し、上級機が採用している4K60pや防塵防滴仕様には対応していないものの、ボディ内手ブレ補正機構(IBIS)、4K30p CINE動画、高品質な金属製ボディ、高速連写などには対応しており、かなりお勧め機種に選出させてもらうと結論付けています。
ISO感度耐性は…
- ISO低感度 … ノイズレベルは低い
- ISO800/ISO1600 … ディテールは申し分ない
- ISO12800 … ISO感度が上がればディテールが失われ、ノイズが顕著になっていくが、ノイズはフィルムのような質感があると言う人もいるので、ISO12800まではニーズによって使用可能なレベル
- ISO25600 … この設定は使用しない事をお勧めする
…と判断しています。ISO感度を上げていっても彩度は維持する傾向にあり素晴らしいと評価しています。拡張感度 ISO80は、ダイナミックレンジが狭くなる模様。