富士フイルム「ノスタルジック・ネガは、APS-Cに対応させるには再設計が必要」
先日「X Summit Global 2021」が開催され多くの新製品が発表されましたが、後半のQ&Aコーナーで富士フイルム「GFX100S」に初搭載されたフィルムシミュレーション「ノスタルジック・ネガ」に関して興味深いコメントをしています。
ノスタルジック・ネガのカラーを最大限に活かすには1億画素センサーが必要
53:48あたりから「ノスタルジック・ネガは、他のGFXやXシリーズで利用できるようになるのか?」という質問に答えていて…
- ノスタルジック・ネガの色再現性を最大限に活かすには、中判センサーが必要で、1億画素センサーが必要となる
- APS-Cフォーマットカメラにノスタルジック・ネガをインストールするには、色の再設計を行う必要がある
- それを実現(インストール)させるには、もう少し時間が必要なので、しばしお待ちを
Xシリーズにインストール出来ないと言っている訳ではなく、前向きな話の模様。少し待てばファームウェアアップデートで対応する機種がいくつか登場するかもしれません。
ソニー機は素晴らしく物凄いカメラと思っている
富士フイルムの新製品発表の22時間前にソニーがEマウント フラッグシップ機「α1」を発表したばかりで、ソニーαカメラのインプレッションは?という質問に対して…
- ははは…ふふふ…(笑い)
- 素晴らしく物凄いカメラと思っている
- 我々全員そうだよ
富士フイルムとソニーのカメラは方向性が違うので、参加しているXフォトグラファーにソニーの新型カメラと富士フイルムの新型カメラのインプレッションを聞きたいとネタ振りするリラックスした雰囲気のやり取りでした。