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富士フイルム決算発表 イメージングQ3売上は前年並みに回復 9ヶ月累計で黒字化

富士フイルムが、2021年3月期第3四半期 (2020年10月~12月) 決算発表を行いました。気なるイメージング・ソリューションは、Q3売上が前年並みに回復し9ヶ月累計で黒字に転換した事を明らかにしています。

2021年3月期 第3四半期 決算短信

光学・電子映像事業の電子映像分野では、COVID-19 影響による需要減を受けて売上が落ち込んでいた上期に対して、第 3 四半期は前年並みまで回復しました。ミラーレスデジタルカメラの販売は、2020年 4 月に発売した「FUJIFILM X-T4」が引き続き好調に推移したことに加え、2020 年 11 月に発売した「FUJIFILM X-S10」が、小型・持ち易いグリップ・強力手振れ補正の評価が高く、日本・中国を中心に好調でした。また、2020 年 7 月には「GFX シリーズ」用交換レンズとして、圧倒的な描写力を実現するコンパクトな単焦点広角レンズ「フジノンレンズ GF30mmF3.5 R WR」を発売しました。「X シリーズ」用交換レンズのラインアップとして、2020 年 9 月に大口径中望遠単焦点レンズ「フジノンレンズ XF50mmF1.0 R WR」、2020 年 11 月には超広角ズームレンズ「フジノンレンズ XF10-24mmF4 R OIS WR」を発売するなど、豊富なレンズラインアップでシステムとしての魅力を高めてきました。今後も特長ある魅力的な製品を供給して市場の活性化を図るとともに、写真を撮る悦びを提供していきます。

決算短信を見てみると、2020年4月に発売した「X-T4」が牽引し、11月に発売した「X-S10」が日本と中国で好調だった事が伺えます。交換レンズもコンスタントに投入しており、今年のレンズロードマップも気になるところ。" 今後も特長ある魅力的な製品を供給して市場の活性化を図る " としており、今年も富士フイルム独自のカメラ&レンズの提案が期待できるのではないでしょうか。

イメージングソリューション 2020年4月~12月

イメージングソリューション
  • 売上高 … 2,186億円 (対前年度 -475億円 / -17.9%)
  • 営業利益 … 141億円 (対前年度 -133億円 / -48.5%)

イメージング ソリューション部門の業績の概要について説明します。

フォトイメージングは、カラーペーパーの需要減少に加え、新型コロナ影響による外出規制、店舗の休業により減収となりましたが、インスタントフォトシステムの第3四半期の売上は、対前年増加に転じました。「instax mini11」やスマートフォン用プリンター「instax mini Link 」などの販売が、欧米、中国を中心に好調に推移しました。

電子映像は、デジタルカメラ全体の市場環境が厳しい状況の中、高速オートフォーカスや高い動画性能を評価されている「FUJIFILM X-T4 小型・持ち易いグリップ・強力手振れ補正の評価が高い「FUJIFILM X-S10」などのミラーレスカメラの販売が好調に推移し、第3四半期の売上は前年並みまで回復しました。

光学デバイスでは、イベント自粛の影響が大きい放送・シネマ用レンズの販売減などにより、売上は減少しました。

イメージング ソリューション部門は、主に新型コロナ影響により対前年で売上高は減少しましたが、インスタントフォトシステムの第3四半期の売上が対前年増加に転じるなど、販売は着実に回復しています。 第3四半期の営業利益率は前年並みの水準まで回復し、9ヶ月累計で黒字に転換しました。※決算説明会資料(ノート付き)より

対前年度で営業利益は半減しているもののQ3で売上が回復し9ヶ月の累計で黒字に転換した事が大きいのではないでしょうか。チェキが好調で、ミラーレス機もQ3の売上が前年並みまで回復したとしているので、今後コロナの影響が大きく出なければ業績はコロナ前へ戻っていくのではないでしょうか。

イメージングソリューション

イメージングソリューションの売上高・営業利益チャートを見てもQ3がV字回復している事が確認できます。富士フイルムは「GFX100S」「X-E4」の新型ミラーレス機をはじめ、「GF80mmF1.7 R WR」「XF27mmF2.8 R WR」の交換レンズの発売を2月~3月に控えており次に向けて準備万端です。

あと今年は「X-H1」後継機が登場するのかどうか注目です。