富士フイルム「どちらかと言うとX-H1の正統な後継機はX-H2」「Rを付ける案もあった」
マップカメラが、YouTube Short で富士フイルム 商品企画グループ 野口氏 X-H2 インタビュー動画を複数公開し、個人的に興味深かったポイントをピックアップしてみました。
どちらかと言うとX-H1の正統な後継機はX-H2、製品名に " R " を付ける案もあった
Q : X-H1の正統な後継機は、「X-H2」「X-H2S」どちらなのでしょうか?
A : 社内で正統な後継機はこれだ!…というような言い方はしていないのが実情です。ただどちらかと言うと「X-H2」40MPの方が " 正統進化 " だよねと。実は製品名「X-H2」の方にも " R " を付けるかみたいな話があったものの、「X-H2」は正統進化だから無印の " X-H2 " にしようという事はありました。なので「X-H2S」の方がより専門的で動きモノを撮りたいとか、そういった方に向けた商品かなと思います。
「X-H2」になぜ " R " が付いていないのだろう?と思っていた方は潜在的に多いのではないでしょうか。イメージセンサーの方は " HS / HR " 表記で区別していましたが、カメラの製品名は「X-H2」が正統進化的なモデルとなり、「X-H2S」が専門的なモデルの立ち位置である事が伺えます。
40MPだからこそ新アスペクト比を採用する事ができた
Q :「X-H2」に新アスペクト比 4:3 / 5:4 を採用した理由は?
A : 「GFX」シリーズで搭載したアスペクト比は26MP「X-H2S」でも搭載は出来ますが、40MPぐらいの画素数があれば解像度を残せるので「GFX50シリーズ」から搭載しているアスペクト比を入れた背景になります。
Q : 40MPだから搭載できたのですね?
A : そうですね
スペックシートを見てみると「X-H2」は、以下のアスペクト比に対応しています。
- 4:3 … 6864 x 5152px
- 3:2 … 7728 x 5152px
- 16:9 … 7728 x 4344px
- 1:1 … 5152 x 5152px
- 5:4 … 6432 x 5152px
どのアスペクト比も一般的な用途であれば必要十分なサイズとなっている印象。今後フル版のインタビュー動画が公開されるのかどうか気になるところです。