富士フイルム「X-H2」は、素晴らしい解像度・ハンドリング・汎用性を実現している
ePHOTOzineが、富士フイルムの4000万画素センサー搭載 Xカメラ「X-H2」レビューとサンプル画像を掲載しました。「X-H2」は素晴らしい解像度・ハンドリング・汎用性を実現しており、純粋な解像度と画像品質において「X-H2」が最適であると高い評価をしています。
X-H2の長所
- 4020万画素 X-Trans CMOS 5 HR センサー
- 1億6千万画素相当のピクセルシフトマルチショット
- 高速でレスポンスの良いコントロール類
- 素晴らしい5軸手ブレ補正機構 最大7段分効果
- フジンノンレンズ品質
- 防塵・防滴・耐低温-10℃構造
- フィルムシミュレーション
- ハイエンドな動画仕様
- 多彩な被写体検出機能
- 高速・高精度AF
- 576万ドットの OLED EVF は素晴らしい
- ISO感度域は全体的に低ノイズ
- CFexpress Type BカードとSDメモリーカードをサポート
X-H2の短所
- CFexpressカードは高価
- 立ち位置が近い競合機と比べると少し高価
5つ星満点で " エディターズ・チョイス " に選出しています。フォトグラファーとビデオグラファーに向けて素晴らしい解像度、ハンドリング、汎用性を実現していると選出理由を挙げています。
評価・結論
「X-H2」の特徴はAPS-Cフォーマットのデジタル一眼レフ/ミラーレス機の中で最も高い解像度を実現している事であり、さらに1億6千万画素相当のピクセルシフトマルチショット、8K動画をはじめ、高速連写15コマ/秒 (メカシャッター)、高速連写30コマ/秒 (電子シャッター)などすべてが搭載されていると解説。
スピードにおいて「X-H2S」が最適であるが、純粋な解像度と画像品質において「X-H2」が最適であると評価。価格も非常に競争力があり、これが決め手となり間違いなく " エディターズ・チョイス " に選出すると結論付けています。
ISO感度耐性
「X-H2」の常用ISO感度は " ISO125~ISO12800 " で拡張感度は " ISO64~ISO51200 " であると基本性能を説明。
- ISO400 … ノイズなし
- ISO800~ISO1600 … 事実上ノイズなしと言って良いレベル わずかに痕跡があるのみ
- ISO3200~ISO6400 … わずかにノイズが見受けられるがシャープネスは良好のまま
- ISO12800 … シャープネスが少し弱くなり、ノイズが目立ち始める
- ISO25600 … ノイズが非常に顕著で崩壊する
ISO25600はノイズが多くシャープネスが大幅に損なわれ崩壊すると表現しながらも、エッジは残っており1年前のカメラより良好でまとまっていると主張。「X-H2」は(高画素センサーを搭載しているものの)見事なまでに低ノイズで高いシャープネスを擁していると評価しています。