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富士フイルム「GFX100IIは、小型軽量を大切し縦グリップを切り離した」

富士フイルムが「X lab♯40 : GFX100Ⅱ開発秘話第一弾(外装、デザイン編)~前編~ 」をYouTubeに公開しました。初代「GFX100」は縦グリップ一体型ボディでしたが、「GFX100S」の成功もありフラッグシップ機の最高画質を求めながらも小型軽量の優先順位を上げて「GFX100II」は縦グリップを切り離した模様。

富士フイルム 商品企画 米田泰治氏が …

「X100」と「X100II」の一番分かる違いは縦位置グリップがなくなった事で、(開発において)一番最初にぶち当たった壁であり、縦位置グリップを無くす決断する上で「GFX100S」の存在が大きかった。

もともとGFXは " 最高画質 " コンセプトがベースのカメラ。もう1つその最高画質をより多くの方に使っていただきたいテーマがあります。「GFX100S」は小型軽量を一番のテーマとして開発しており、幸い多くの方に受け入れていただいた。やはりラージフォーマットでもどのにで持ち出せる小型性・携帯性は非常に重要である事を体感したため、フラッグシップ機でも " 小型軽量 " は大切にしたい。今回「GFX100II」は、(縦)グリップを別体にする決断をしました。

フルサイズミラーレス市場において小型軽量コンセプトは主流になっていますが、中判ミラーレス機においても " 小型軽量 " が重要なキーである事が伺えます。※ちなみに GFX100II には、アクセサリーとして 縦位置バッテリーグリップ VG-GFX100II が用意されています。

GFX100I

今回「GFX100II」はデザイナー3名によるコンペを実施し、実験的な要素を色々盛り込んでモックアップや3Dプリンターに出力し、プロカメラマンにヒアリングを行い良いところ、悪いところ、使い易いところなどのフィードバックを得て最終的に複数の機能美を導く出す事に成功したとのこと。

あとフラッグシップ機の定義とは何かのか…デザインセンターで協議したそうで、キーワードの1つとして 「ユーザーにロマンや憧れを感じてもらう、それがカタチとして現れている " それが重要なのではないか "」という議論があった事も明らかに。やはりデザインにおいて、縦型一体型ボディのフォルムはフラッグシップの存在感として非常に寄与しているそうです。「GFX100II」は縦位置グリップがなくてもフラッグシップ機として、威厳や存在感が出るデザインにする事が課題だったと考えているとコメントしています。

毘沙門亀甲

今回「GFX100II」のプロダクトデザインを担当したのは亀井敬太氏。亀井氏は自身が担当した製品に " 亀 " を入れ込む事が多いそうで、今回「GFX100II」では新たに採用した BISHAMON-TEX の模様は日本の伝統的な和柄である " 毘沙門亀甲 " のパターンを採用し、底面(接地面の凹凸)の脚は六角形になっているそうです。