富士フイルム「GFX100II」8K30pは、1.51xクロップされる模様
富士フイルムの中判ミラーレス機「GFX100II」カタログを見ていたら、8K30p動画撮影は1.51倍クロップされる事に気が付きました。
「GFX100II」日本語版カタログの動画性能項目のところで " 8K30p " の箇所に※印が付けられており、その注釈を見てみると " 1.51xクロップされます " と掲載されている事が確認できます。4K60pに関しては注釈がないのでクロップ無しで撮影可能な印象。
ちなみに「GFX100II」8K30pのアスペクト比とサイズをスペックシートで調べてみると…
- 17:9 / 8192 x 4320
- 16:9 / 7680 x 4320
- 2.76:1 / 8192 x 2968
「GFX100II」の読み出し速度は「GFX100S」の2倍を実現しており富士フイルムはローリングシャッター耐性もアピールしていますが、CinDの記事(日本語版/英語版)を見てみると「ローリングシャッター効果を最小限に抑えるために最速のセンサー読み出しをお探しなら、4K/60pを選択していただきたい。」と提案しています。あとCineDは、8Kは " 1.24x " トリミングされるとしており、両者が基準としているアスペクト比/サイズが異なる印象。
CineDがこの記事に掲載している動画を見てみると興味深い箇所があり、「F-log2 Dレンジ優先」はダイナミックレンジは向上するものの、その代償にローリングシャッターの影響が大きくなるとのこと。あと映像画質のインプレッションも語っており、綺麗すぎる模様。ノイズリダクションが賢明に滑らかにしているように見えるとのこと。