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富士フイルム Q3 (2023年10月~12月) 決算発表 イメージング通期売上4630億円を見込む

富士フイルムが、2024年3月期第3四半期 (2023年10月~12月) 決算発表を行いました。イメージングはデジタルカメラもチェキも絶好調で通期Q1-Q4(2023年4月~2024年3月) イメージングの売上高は4,630億円、営業利益は980億円を見込んでています。

X100

インスタントフォトシステムやデジタルカメラの販売が好調に推移し、
売上⾼は、前年⽐13.8%増の3,686億円、
営業利益は、前年⽐41.7%増の889億円となりました。

コンシューマーイメージングでは、インスタントフォトシステムINSTAXの販売が好調で、売上が増加しました。従来の製品ラインアップに加えNSTAX mini Evo」や、2023年10⽉に発売した“⼿のひらサ イズカメラ”「INSTAX Pal」を中⼼に付加価値の⾼い製品が好調に推移しました。

プロフェッショナルイメージングでは、前年度に発売した「X-H2」「X-H2S」「X-T5」に 加え、2023年6⽉に発売した「X-S20」、同年9⽉に発売した「GFX100 II」の販売も好調 に推移し、増収となりました。2023年10⽉には、最先端の光学技術・画像処理技術・AIに よってトンネル点検業務の効率化を実現する「トンネル点検DXソリューション」の提供を 開始しました。※決算説明会資料(ノート付き)より

イメージング Q1-Q3 実績 (2023年4月~12月)

  • イメージング全体 … 売上高 3,686億円 / 営業利益 889億円
  • コンシューマーイメージング … 売上高 2,380億円 (対前年比 +11.5%)
  • プロフェッショナルイメージング … 売上高 1,306億円 (対前年比 +18.4%)

チェキが属するコンシューマーイメージングは相変わらずドル箱状態である事が伺えます。X/GFXカメラが属するプロフェッショナルイメージングの売上高は、コンシューマーイメージングより約1,000億円少ない " 1,306億円 " ですが、前年比で " +18.4% " と売上を伸ばしている事が確認できます。

イメージング全体のQ1-Q3実績は、売上高 3,686億円、営業利益 889億円。富士フイルムはチェキの売上の上乗せがあるので、売上高はニコン映像事業の売上高を上回ります。※ニコン映像事業 Q1-Q3 売上高 2,219億円

通期見通し

イメージング Q1-Q4通期見通し (2023年4月~2024年3月)

  • 売上高 … 4,630億円
  • 営業利益 … 980億円

富士フイルムはイメージングの通期見通しも掲載しており、売上高 4,630億円、営業利益 980億円を見込んでいます。前回見通しよりも売上高は+180億円、営業利益は100億円引き上げられています。