富士フイルム「イメージングは営業利益20%超の高い収益率を持続させる」
富士フイルムは先日 中期経営計画「VISION2030」を策定しましたが、質疑応答を含むトランスクリプト(PDF)資料を公開しており、イメージングに関して興味深い発言をしています。
イメージングセグメントは、今後も営業利益率20%超の⾼い収益性を持続させていきます。※中期経営計画説明会 トランスクリプト資料 35ページより
イメージングなのですけど、皆さんご覧になって、イメージングがここまで来ているのに、もうちょっと伸びるのではないのという意⾒、多々あると思います。私の考えは、もうこの3年間で売上が5,000億弱できて、利益率が20%を超えるくらいの事業に育ててきた。これはひと えにブランドを⼤事にして、ブランドを守れ、ブランドを作れというところに尽きます。※中期経営計画説明会 トランスクリプト資料 質疑応答 37ページより
富士フイルムは、イメージングにおいてブランドを大事にし、ブランドを守る事により売上5,000億円、利益率20%を超え、これを持続させる方向で中間経営計画 (2024~2030年度) を立てている事が伺えます。
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