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富士フイルム社長 現在の在庫状況が平常な状況である事を明言

富士フイルムの年間決算 (2023年4月~2024年3月) における質疑応答で代表取締役社⻑・CEO 後藤禎⼀氏がカメラの供給状況において大変興味深い認識である事を明らかに。

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前回ピックアップしたカメラ・ビジネスに関するやり取りの続きで、実は続きがあるんです。前回はあえてピックアップしませんでしたが、前回のやり取りの後に以下の質疑応答が行われています。

Q : 分かりました。⼀点確認で、在庫の状況等は平常な状況だという、そういう理解でいいですか。

A : はい。※トランスクリプト(質疑応答含む)書類より

今回ピックアップした質疑応答の前に後藤社長はライカを引き合いに出して「これまでの富⼠フイルムのカメラの売り⽅を根本的に変えていく事を目指す」事を語り、その後 在庫状況について確認する質問に対して " 平常 " な状況であると明言している事が確認できます。

とくに国内における富士フイルムのX/GFXカメラは供給不足が目立つ状況で続いていますが、経営陣はこれが " 平常な状況 " である認識である事が伺えます。

この在庫状況に関する質疑応答の後に決算発表説明会が終了した事も印象的です。