富士フイルム「XF16-55mmF2.8 R LM WR II」発表 さらなる小型軽量化と高画質を実現
富士フイルムが「X Summit CLAY Studio 2024」を開催し、II型となるF2.8通し大口径標準ズームレンズ「XF16-55mmF2.8 R LM WR II」を発表しました。「XF16-55mmF2.8 R LM WR II」は、I型より小型軽量を実現しただけでなく、光学性能も引き上げています。
XF16-55mmF2.8 R LM WR II
同時発表された「XF500mmF5.6 R LM OIS WR」と同様にこの「XF16-55mmF2.8 R LM WR II」も " Red Badge " レンズとのこと。このレンズの一番の特徴は " サイズ " となっており、レンズの研磨・加工技術の蓄積、そして高度な組み立て技術のノウハウの蓄積により大幅な小型軽量化を実現した事をアピール
I型と比べて今回の「XF16-55mmF2.8 R LM WR II」は " 37% " 軽量化を実現しており、質量は245g軽い " 410g " を実現しています。「あらゆる撮影ジャンルで活躍する標準ズームだからこそ、機動力と携帯性により、撮影の自由度を高める事ができる。」「小型軽量化は、重要な意味を持ちます。」とアピール。
「XF16-55mmF2.8 R LM WR II」のレンズ構成は11群16枚、非球面レンズ4枚、スーパーEDレンズ1枚、EDレンズ3枚を採用。超高精細な加工を施した非球面レンズが、ボケ内側の輪線模様を極限まで抑制し、EDレンズを増やした事で色収差やパープルフリンジを抑制しているとのこと。II型になり光学系も進化しています。
解像性能が劣化し易い近接撮影画質も改善されており、加えてズーム全域で最短撮影距離 30cm を実現、最大撮影倍率 0.21倍 (テレ端) を実現している事もアピールしています。
このレンズの高い機動力と描写力を余すことなく引き出す為に高速で高精度なAFを実現するリニアモーターと悪天候にも対応する防塵防滴機構も搭載。「XF16-55mmF2.8 R LM WR II」はXFレンズで初めて絞りリングの滑らかな操作感を可能にする " 絞りクリックスイッチ " を搭載し、静止画だけでなく動画撮影における親和性も高めているとのこと。
「XF16-55mmF2.8 R LM WR II」はオープン価格、発売日は2024年12月中旬を予定しています。